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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #42 菅波栄純(THE BACK HORN)編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回はThe Back Hornのギタリスト菅波栄純編。
収録場所は神田神保町の南洋堂書店。
放送は2012年10月。
常に最先端のポップミュージックを吸収し続ける文学的感性。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、
THE BACK HORNの菅波栄純。
 
背筋を伸ばした言葉と、
心を焦がすギターで、
世界とつながるMUSIC MASTER。
 
彼の忙しい好奇心は
レイモンド・スマリヤンのように
森羅万象を見つめている。
 
そんな菅波栄純が選ぶ45曲とは?


菅波栄純が選んだ45曲の最後の1曲

Coldplay「Every Teadrop Is A Waterfall」


エンディング

命を描く菅波栄純。

命とは、
なんて厳しく残酷で、
強く、愉快で、幸せなんだろう。

フリークスたちのパレードに導かれ、
いつか地球の命も尽き果てる。
その跡には、
ただ純粋に美しい命の記憶だけが
存在し続けるのだろう。
彼の音楽のように。



all photos by komurock@千代田区神田神保町


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