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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #97 加藤ひさし(THE COLLECTORS)編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回はザ・コレクターズの加藤ひさし編。
収録場所は、環七沿いのビンテージスクーターショップ「JUNGLE SCOOTERS」(東京都世田谷区代田)。
放送は2017年5月。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、加藤ひさし。

憧れのモッズカルチャーを
ロマンチックにロールアップする
MUSIC MASTER。

シニカルなユーモアとポップなウィットで
ユニオンジャックを着こなす、
ザ・コレクターズのフロントマン。
 
そんな加藤ひさしが選ぶ45曲とは?


加藤ひさしが選んだ45曲の最後の1曲

旺福(Wonfu) 「Do Re Mi」


エンディング

時計仕掛けのロックンロールと
ターゲットマーク・ラウンデル。
 
三つボタンのスーツで
ピアッジオのスクーターにまたがり、
熊谷からロンドンへと駆け抜けた
青春オン・ザ・ロード。
 
日本語の歌詞に毒を盛り、
ブリティッシュなビートで
サイケな夢を見る加藤ひさし。
 
そのモッズ魂にあふれた「愛ある世界」は、
もはやあらゆるロックを包み込もうとしている。 



all photos by komurock@世田谷


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