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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #87 カジヒデキ編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回は、ギターポップ職人"カジくん"ことカジヒデキ編。
収録場所は、ギャラリー「Kit gallery」(東京都渋谷区神宮前)。
放送は2016年7月。
カジくんはフジロック会場からの生中継番組(CX)の時、僕ら制作スタッフからのムチャぶり企画にも笑顔で応えてくれた男気ある優しい人。感謝。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、カジヒデキ。
 
ソロデビューから20年。
日本のポップシーンを
未知の領域へとリードし続ける
MUSIC MASTER。
 
その揺るぎないミュージシャンシップは
天使のようにしたたかだ。
 
そんなカジヒデキが選ぶ45曲とは?


カジヒデキが選んだ45曲の最後の1曲

Aztec Camera「Walk Out To Winter」


エンディング

カジヒデキが愛する音楽は
新しいブーツのように
ハッピーとラッキーを連れてくる。
それはパンクのフィルター越しに見た
一期一会のポップ。
 
ガラチア・ジェルソミーナも、
フルール・ド・ヴィオレッタも、
すべては今、
カジヒデキという永遠のBLUE BOYに
濃縮還元されている。
 
勇猛果敢なポップの鉄人、カジヒデキ。
そのキュートなルックスに
惑わされてはいけない。



all photos by komurock@渋谷


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