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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #27 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回はアジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤正文編。
収録場所は横浜港大さん橋国際客船ターミナルにあるHarbor's Cafe。
放送は2011年7月。
横浜の港で語るブリットポップやパワーポップへの愛。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、後藤正文。

むき出しの言葉と闘いながら、
自分自身が感動できる音楽を創り出す
MUSIC MASTER。
 
感受性の翼をヌンチャクのように振り回し、
海を越えてシンパシーを呼び覚ます
アジアン・ロックの吟遊詩人。

そんな後藤正文が選ぶ45曲とは?


後藤正文が選んだ45曲の最後の1曲

Oasis「Live Forever」


エンディング

音楽が、国境も人種も世代も超えるなら、
やがて星のあいだも超えていくだろう。
その時、後藤正文が放つタテ書きのロックンロールは、
しあわせの形を描いて
空の彼方へ飛び立っていくはずだ。

オアシスとの出会いから始まった
メガネの奥の企みは、
最小サイズから無限大へと
今もしたたかに成長し続けている。



all photos by komurock@横浜


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