棋譜添削 相振り飛車

棋譜はこちら↓

47手目64銀

この局面、相手が歩切れになっているので相当無理してますね。
棒銀みたいな形になっていますがここでの受けの手筋は、角道を活かして6六歩で飛車先を止める手です。


6七歩~6六歩も考えられる

6三銀成同金と進んで流石に相手の息切れです。

ここから6五桂には6四銀打でガッチリ受ける。
 自陣がスカスカの時は惜しみなく駒を投入してよい。

もう一つは駒の裏側に歩を打つ6二歩も有力です。
同銀成同歩と進んで相手に攻めの手段がありません。


ここで相手に一歩あれば6四歩から攻めが繋がりそうですがあいにくの歩切れです。

64手目

ここは53の成銀を払う一手です。53同金と進んで、自玉から金が離れていったのがポイント。

玉から遠ざける手順を選んだほうがプラスになることが多いです。


その後は桂馬で歩を払っても良し。63の地点に居座られると常に頭金を狙われる。


 局面が少し落ち着いたら相手の攻め駒を攻めていくと分かりやすいです。いわゆる受けつぶしってやつですね!

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