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令和時代の新しい幸福論

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私の思う現代女性の生き方/考え方をまとめています。
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#人生観

母ではなくて、親になる

娘は2900gになった。3週間前は2200gだったから猛スピードでデカくなっている。もし予定日に出てくるのであれば3000gは超えてきそうな勢いだ。 予定日が早生まれと遅生まれのハザマということもあり、”できるだけ4月2日以降にでておいで!暗くて窮屈かもしれんけどあと2週間の辛抱や…”と、毎日おなかに声をかける。早生まれだと苦労するのかもしれない。大人になれば大した話じゃないけど、小さい頃の約1年の差でほかの子と比べて、体がちいさいだの、できることどできないことが明瞭だの、

他人の懐を気にしながら食う飯ほど味気のないものはない

産休に入って1か月がたった。 久しぶりに地元京都で出会った学生時代の親友たちと、5,6年ぶりとかに会ってご飯を食べたりお茶したりする以外は、積読状態だった本を引っ張り出して読み漁ったり、京都にできた新しい飲食店やカフェを巡ったり、散歩をしたり、レシピを書いてみたりしている。 昨日は19歳で出会って約10年の付き合いになる男の親友と朝ごはんを食べにでかけた。京都の老舗料亭、和久傳がプロデュースするこじんまりとしたごはんやさんだ。東山白川沿いに構える店は間口はそれほど広く

女の人が自分のためだけに生きられる時間は案外短い。

もともと記念日というものに無頓着な性分だけど1年前の2月23日、新天皇の誕生日であれば当分、結婚記念日は自動的に休みになるという打算的な家人の提案で決まった入籍日。同じ日の午前中、なんとなくプレ花嫁の気分を上げてみようと三宿の個人サロンへドレス試着に出掛けたんだった。 今思えばあの時はあの時で、結婚に向かう気持ちや自分なりの納得感を得るのに躍起だった。こうやって一年経ってまた違うフェーズになって、なんやかんや家族や親友に「結婚式なんてな、自分の幸せみに来い!ってな、わざわざ