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復職にむけて再出発進行!(リワークプログラムを知っていますか?)#2

12月はリワークプログラムのならし期間でした。
まずは環境に慣れる必要がありました。私は元々人見知りする上、自分自身が適応障害となっており、参加されてる方も何らかの症状でいらっしゃっているので、お互い気を使うと思います。10名ほど参加者がいらっしゃいますので、その方たちと慣れていくのにも時間がかかります。

ここでは朝のミーティングから始まります。自分の状態を話したり、天気の話題などが出ることがあります。その後に、ウォーミングアップを行います。どんなことをやるのかいうと、100ます計算、タイピング入力、社説の要約を行います。これは頭の準備体操になります。

では、1月に入りいよいよプログラムのスタートです。今日は火曜日のプログラムを紹介します。

私に課せられたプログラムは、映画トレーニングでした。映画トレーニングといっても、どんなことをするのかピンとこないかと思います。


ジブリのアニメ映画を30分ほど鑑賞して、与えられている課題について考察していきます。どの場面でのしぐさや言動から感じたこと、考えたことをグループディスカッションしていきます。

ディスカッションに参加するには必死にメモを取り、かといって書くことに夢中になってしまうと肝心な場面を逃してしまいます。

話すためにはよく見ていないとなりません。

課題について、3つの場面が問題に設定されています。映画を観終わったあとに時間が与えられ、各自の意見をまとめ発表しあい、グループ内でそれぞれの意見を共有します。

このときの主人公の気持ちはどうであったか、なぜそのように考えたか、どん表情、しぐさ、発した言葉などからどう読み取ったのかなど、なかなか慣れないと大変な作業です。私はまだうまく意見を発表できません。

ただ面白いと思うのが、各自の共通点、もしくは相違点があぶり出されることです。同じように感じる人、また全然違う視点からみて感じる人もいて、その中でどんなふうに感じ、考えたかということを発表しあうわけですが、私はまだ始まって間がないので、うまく表現することができない状態です。少しずつ話せるように踏ん張ります。

この映画トレーニングは、いずれ始まるCBT(認知行動療法)の基礎となっていきます。モヤモヤとした自分の気持ちを言語表現するための訓練となりました。

他グループの方は、ほかのプログラムをやっています。後で紹介できればと思います。

映画のプログラムのあと、スタッフとの個人面談が入り、今後の目標や、職場でどんなことがあったのか、話を聞いてもらう、カウンセリングがありました。

午後からは、体を動かすプログラムがあり、卓球を行いました。

最初は卓球なんて全然できないんじゃないかなって思っていました。意外と球を打ち返すことができると楽しくなります。会場は普段使っているミーティングルームで、テーブルを片付けて、卓球台をセッティング。これをみんなでやっていきます。1つのことをみんなでやるってこんなに楽しいんだなぁって思います。これは発見です。みんなで一緒にやる作業というのは精神的に良いのかもしれません。

本題の卓球もやってるうちに、結構夢中になってきます。

卓球が終わると帰りのミーティングで、各自がこれから復帰する予定とか、今週の予定などを発表します。発言者がいないと、静かな状態が続いてしまいます。しかし、どなたかが話してくれると、その話をもとに話が続いていきます。

以上、今日はこのような一日でした。なかなか全てを書き切れないのでその都度アップしていきたいと思います。

最後まで御覧いただきありがとうございました。

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