![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44525004/rectangle_large_type_2_af4e4f3378e6503b8ae96af449e9df51.jpg?width=800)
「その女、ジルバ」の描くリアルさに救われる
ネット記事を見ていたらですね、とある一文が目に入ってきまして。
「その女、ジルバ」と「逃げ恥」のスペシャルドラマを対比?させて書いている記事だったんですけど。
「逃げ恥」が“持てる者のドラマ”だと感じた人は少なからずいたようだ
わかる!
わたしも「逃げ恥」のスペシャルを見てそう感じた一人です。
「逃げ恥」自体はとても好きなドラマですし、スペシャルドラマも、ものすごく楽しみにしてました。
みくりの妊娠•出産•育児が主軸。
で、悪阻の辛さや育休について。育児について。うん。普遍的で、きっと共感した方々がたくさんいらっしゃるはず。
でも…これは全て「幸せ」の上にある辛さや苦労ですもんね。
日本人の中に根強くある「普遍的な幸せ」
この、「普遍的な幸せ」を易々とは手に入れられない、“持たざる者”がたくさんいるのです。
“持たざる者”に寄り添っているのが「その女、ジルバ」なのだ。
そうだなぁ、と思います。
池脇千鶴さんのあのリアル過ぎる悲壮感。やり過ぎてない。リアルな感じ。
みんながみんな、40くらいになったら結婚して子供を産んでるわけでも、独身ならバリバリ働いているってわけでもない。
不安を抱えながら生きている。
「その女、ジルバ」はその不安をひととき和らげてくれたり、何でしょう、ふと同志を得たような気持ちになったり、時には(いやな言い方かもしれませんが)わたしはまだまだマシなのかもしれない、と思わせてくれたり。
4話のラストは胸に迫るものがありました。すみれちゃん…!江口さんの演技、良い。
次回も楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?