33歳、がんと診断されました。
2023.1.12。
この日に私は「子宮体がん」と診断されました。
そもそもなぜこういう経緯になったかというと、夫婦で不妊治療を始めようと不妊クリニックへ行ったことがきっかけでした。
「子宮に4センチくらいの影がある」。
先生にそう言われ、すぐ大きい病院で診てもらうようにと紹介状をいただきました。
2022.12.20~12.21
紹介先の病院で検査入院。
4センチの影はおそらく筋腫だろうと言われたのですが、検査の結果、筋腫の一部ががん化していました。
診察室で主治医の先生から告知されたときは「え??誰ががんだって??」という感じで、普通に「あ、そうですか」と言った記憶があります。
それから具体的な治療方針等説明がありましたが、これからこどもが欲しいと思っていた私にとってはとても残酷なものでした。
子宮・卵管・卵巣2つすべてを摘出する。
それを聞いて初めて涙が出てきました。
泣いて先生の話を聞くどころじゃなくなった私のかわりに夫がすべて話を聞いてくれました。
その時の診断はステージⅠAという、子宮体がんの中では最も軽いステージでした。
子宮卵巣すべて取ることが子宮体がんの基本治療とのことで、どんなにステージが軽くても一部を除いては全摘出が基本になるということでした。
子宮体がんは、半年〜1年以内に再発しやすいがんだから、らしいです。
私と同じステージ(進行具合)で子宮・卵巣を温存した例は日本では数少なく、その後こどもを授かることができても妊娠中にがんが再発することもあるとのこと。
ましてや私の場合は不妊クリニックに行ったくらいなのですぐに妊娠できる自信もありませんでした。
こどもが欲しかったけど、自分の命を優先したい・してほしいという私と家族の意向により全摘出することを決意しました。
2023.2.6~2.12入院。
子宮卵巣摘出手術を受け、病理検査に提出しました。
2023.3.2
検査結果を聞きに再度病院へ。
結果、左卵巣にも転移がありました。
「子宮体がんステージⅢA」と改めて診断されました。
5年後生存率もどのくらいか言われました。
それを言われても、私は泣きませんでした。
しっかり先生の話を聞き、質問もしました。初めてがん告知された時より、強くなったな私、と思いました。
手術をして完治する予定でしたが、追加治療として抗がん剤の投与が必要と説明されました。
期間は6か月です。
他臓器に転移は今のところ認められないが、
万が一転移していた時のため、と強く推奨されました。
CT検査やMRI検査はしていましたが、5ミリ以下の小さな腫瘍は映らないそうです。
もし5ミリ以下の小さな転移があったとしても、今は見つけられないんだ…と思うと怖くなりました。今も体のどこかにあるかもしれない。
私は抗がん剤をすることに決めました。
2023.3.6~3.9
再度入院し、人生で初めての抗がん剤治療をしてもらいました。
投与後48時間くらいはほぼ無症状でしたが、退院した日(投与2日後)の夕方くらいから全身の筋肉痛・関節痛に襲われました。
さらに卵巣を取ったせいで女性ホルモンが分泌されないので、若くても更年期症状が現れるらしく、夜中に激しいホットフラッシュ。。
寝汗で身体中ぐしゃぐしゃになりながら、鎮痛剤を飲んでも治らない痛みに泣きながら耐えていました。
夜はほとんど眠れませんでした。
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そして本日2023.3.14。
退院して5日目、抗がん剤投与後1週間になります。
やっと起き上がり、家事ができるほどまで回復しました。
今日は退院して1番調子が良く、愛犬と外に散歩に出掛けてきました。(見出し写真はその時に一緒に撮ったもの)
綺麗な景色と暖かい風を感じていると、この瞬間がすごくかけがえのないものに感じました。
鳥の声や、車の走る音、遠くに見える街並み。(山の上に住んでるので景色が良いんです♩)
気持ち良くて、自分が生きていることに言葉にならない感謝を感じました。
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全然まとまっていませんが、がんと診断されてから今までの約2ヶ月間の間のことを書いてみました。
私は文章はあまり上手ではありませんが、自分で何かを発信してそれを誰かに見てもらうことが好きなのと、毎日のかけがえのない日々を記録できたらな、と思いnoteを再開してみました。
今回の文章は少し堅苦しくなってしまいましたが、自分の好きなことを好きな時に気ままに発信出来たらいいなと思ってます。
これからどんどん文章書くのも上手になりたいです。
文章書くの上手な方のnote、参考にさせていただいてます。見出しとか太文字とかも使ってみたい♩
よろしくお願いします☺⁂
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