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僕にとって読書の意味とは

今日は3連休の最終日!
世間はコロナウィルスの影響もあり、珍しく1日中家にいた日でした。
あ!夕方にマラソンには行きましたが(^^)

そして、1日家にいて何をしていたかというと
溜まっていた本を2冊読み切りました!!

とっても達成感があります。笑
何を読んだかというと丹羽さんと齋藤さんの「読書について」の本を読んでいました。
私は大学生になったあたりから猛烈に読書をするようになり、
自分にとっては食事と同じように毎日食べなければ体のバランスが保てないほどの
「栄養素」として位置づけていました。

しかし、社会人になってこんな言葉を聞くことが多くなりました。
「本ばっかり読んでいてもアウトプットできていないと意味がない」
ということです。

みなさんもお聞きになったことはあるのではないでしょうか?

確かに仕事の成果につなげることが目的であれば、
確実にアウトプットできていたほうがいいですし、
費用対効果は高いですよね。

でも、私は仕事で成果を出すことを目的にした読書でなくてもいいのではないか?
と常々感じていました。
結果的に仕事の成果もあがったよ!って感覚でいいと思うのです。
でないと読書好きの人は嫌いになるでしょう。笑

そんな気持ちがあったので、読書する目的って他の方はどのように捉えているのか?と興味を持ち今回の本を読んだのです。

ここからは個人的な感想です。
まず本を読んでみて、読書の目的って仕事の成果だけでなく、もっと生き方そのものに繋がるような広い話だなって感じました。私もどちらかというとこの読み方です。
「知らないことがあることを知ること」が賢さ。という言葉がありますが、読書をすることで世の中にはたくさんの知らないことがたくさんあることを知り、学ぼうとする意識を喚起することができます。そして学び続けることは自分を磨き続けることであり、人生を豊かに生きることにつながるのだと感じます。
なぜ豊かに生きることにつながるのか?

これには私なりの見解が2つあります。

まず1つは「人間を知ることができる」からです。
今回の本の中でも小説を読むことで、人間に対する想像力が豊かになったり、古典を読むことで人間について知ることができると書かれています。
そして、人間として生きていく上で最も悩むのは「人間関係」だと感じています。
会社の中でも色んな人がいますが自分と合う人ばかりではありません。そんなとき、いちいち腹を立てていては精神がもたないです。
ですが、人間に対しての理解が深まれば相手の気持ちや性格を理解することができ、上手く付き合っていくことができるようになるのです。
これは読書によって深く養える力だと思うのです。

そしてもう一つは「自分の生き方」を見つけるきっかけになるからです。
ハウツー本ではなく、古典や哲学書などを読んでいると必ずと行っていいほど、「生きること」についての内容に出会うことがあります。
また、生きる上での苦悩を書き表した本もあります。
つまりそれほど、生きることって簡単なことではなく、多くの人が悩むを抱えているものだとわかります。
そして、その中でも先人たちがどのようなことに生きがいを見つけたり、どのように壁を乗り越えてきたのかを知ることによって、自分の生き方の軸ができてくるのです。そうなると周りがあまり気にならなくなり、「自分らしく生きる」ことができるようになるのです。
古典や哲学書だけではありません。世の中を知ることができる様々な本に出会うことにより、自分の関心が広がりもっと知ろうとする意欲がわきます。そして、気づけば、「自分がしたいこと」が見つかったりして、自分の人生を生きることにつながったりするのです。

丹羽さんの言葉で以下のことがあります。

読書は心を潤したり、精神的な満足を求めて行う無償の行為

正ににこのようなことなんですね。

読書は即効性のあるものではないです。
しかし、確実に自分の人生において糧となる行為だと思います。
だから、今すぐに仕事で活かせていなくても悩む必要はないのです。

自分の気持ちがスッキリした読書デーでした(^^)

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