何者でもない自分を何者かにする(1月読書日記)

ここ最近、自分のキャリアについて考えることが
よくあります。

いわゆるキャリアに迷ったり、今行っていることが
「なりたい自分に近づいているのか」と。
難しく考えすぎているのは理解しているのですが、
目の前の仕事で思うように成果が得られない場合
上記の問いに向き合う時間が増えるなって気がします。

思えば前職でも同じ状況の時に
「今のままで良いのか?」と言う問いに
向き合っていた気がします。

さて、そんな気持ちの中、本日読んだ本は
「サードドア 精神的資産のふやし方」を読みました!

この本はアメリカの大学生がこれから就活する自分たち学生が
より良い人生を生きるために、「成功者」に今までのキャリアの
たどり方をインタビューし、インタビュー内容を本に綴っている
物語形式のものである。

普段過ごしている中では出会えない、
企業家たちや成功を収めていると言われている人たち数名に対して
インタビューを行えることがとても貴重だと思う。

本の中で共通していたのは、
「皆、自分の可能性を信じて取り組んできた」
ということなのだ。
そして、「失敗から学ぶ」ということだ。

私が本の中で気に入ったことばは以下です。

私がメンターとなったミュージシャンたちに教えているのは、自分らしくいろと
いうことだ。自分を知り、自分を愛するように伝えている。
自分を知り、自分を愛せ。私が気にかけるのはそれだけだ。
若者たちはたえず何かを追い求める。何でも自分でコントロールできると思っているからだ。彼らは宇宙とつながっていることを知るべきだ。宇宙に身を委ねるだけでいいのだ。

この文章が胸に刺さりました。

ちょうど、仕事でも上司から「自分の強み」を知ることの大切さと、
私がそのことに欠けていることを教えてくださったからだ。

本著に書かれているインタビュー内容も、皆自分の可能性を信じて、
ひたむきに生きてきた結果なのだと知ることができる。

初めから才能に溢れる人なんてほとんどいないものです。
だからこそ、皆努力をして何者かになろうとするのです。
そして努力を継続するためには、自分の良さを理解し、
自分の可能性を信じ続ける力がとても大切なのだと感じました。

世界に「自分は一人しかいない」。
他者に変えられないものを沢山もっている。
だけど他者と比較してしまい、自分を何者かにできないで苦しんでいる人が沢山いる。

自分を愛し、自分を信じ、前に向きに生きるだけでチャンスは沢山巡ってくるのだと思います。

「サードドア」は心を育てる上でとても参考になる本でした!
私もこれから何度も読み返し、自分の考えに取り入れていきたいとおもます😊

皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)