都会の都合

なにも望みはしない ただ生きることを
認めてくれた記憶も いつか忘れていくよ
都会の都合にも 合わせられる人を
求めてくる あの夏の 淡い光と希望
あの夏の 出来事
まだなにも言ってないけど 今なにを言おうと
していたのかさえも いつか忘れていくよ
田舎に帰れる日を 待ち続けているよ
どこにもありはしないけど 美しいふるさとを
夢にまで見るよ 美しいふるさとを

本当じゃなくていい
思いついたらでいい
嘘をつかなくていい
傷つかなければいい

本当のことなんて誰も知りたくない
今もこうして一緒にいられるなら
今は怖くない 後を振り返らずに
足を一歩踏み出し 誰かが背中押してくれる
情けをかけられるまで 待ってるわけじゃなくて
助けを求める声 聞かせているだけ

都会の空気に 紛れゆらめき
何度も繰り返し ながらつぶやき
街中と側 行き来しながら いつも決まりを守りきれないまま
街中と側 揺られながら 君の仕草を思い出せないまま

祭りが終わり お前の揚がりすぎた心を
埋め合わせられるもの 家へ帰ろう
いつかわかる日がくるよ すぐにわかるよ
今までの祭りよりもっとすばらしい日を

たくさんの人たちの
あふれ出てる思いを
受け留めて歩みを
進めていくこと
それは お前の仕事
それが お前の役目
今はそう お前の
気持ちが落ち着くまで
話そう 二人の
会話を 夜明けまで

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