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鉛筆が好き。


年度の移り変わりに、やることや考えることが多すぎて随分気持ちがしんどくなってしまっていた。

近所の川に咲き乱れるソメイヨシノを見るのさえ憂鬱で、その華やかさについていけない。「なんでこんなに一気に咲くんだよ。なんで奈良は至るところに桜があるんだ。」なんて心のなかで毒づきながら、宿直明けの昨日、逃げるように、桜の少ない山に登り、新緑の緑や木々の白や茶色、オレンジや赤の葉っぱや落ち葉に囲まれて、リフレッシュをしていた。ネイチャーセラピーとかいうやつである。

ついでに桜が苦手だとインスタに投稿したら、友人が、ソメイヨシノは全部クローンだから一斉に咲く、なんて話をしてくれた。なるほど。だから不自然に思えてしまうのか。普段は綺麗に思える桜も、沈んでいるときは受け入れられず、強い抵抗感を覚えてしまう。


桜がしんどい話を書きたかったわけじゃない。

鉛筆について書こうと思ってnoteを開いたんだった。


昨日はレポートをさぼる日にして、登山のあと、夜にマッサージにも行って、そのあとDVDを借りてお酒を飲みながら家で見ていたら、だいぶ気持ちが楽になって、自分の好きなことしたり、好きなことを考える時間って大事だよなーって、当たり前のようで忙しい時についつい忘れてしまうことを思った。


そうして自分が好きなものに思いを馳せ、自然体で過ごす感性豊かなモードでいたら、今朝、仕事前に家ですることを付箋にリストアップしたときに手にとった鉛筆に愛着が湧いてきて、鉛筆について書きたくなったのだ。いつかすでにnoteに書いたことがあったと思うけれど、改めて。



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僕は鉛筆ユーザーだ。

木の手触りとか、鉛筆削りで削るときの音や感触が好きで、社会人になってからも、シャーペンは使わずに、ボールペンか鉛筆を使っている。あまりこだわっているわけではないけれど、最近使っているのはシンプルなデザインの三菱鉛筆のHB。

気が向いたときにイラストとか絵を描きやすいのも、鉛筆の良さだと思う。


鉛筆が入っている僕の筆箱の中はまっくろくろすけで充満している。消しゴムまで真っ黒になって使い物にならなくなってしまうから、消しゴムカバーの片方のくちをテープでふさいで、消しゴムの片方の端にはまっくろくろすけがつかないようにしていた。最近になってようやく、鉛筆にキャップをつければ解決することに気づいて100均でアルミのキャップを買った。僕は物事に気づくのがとても遅い。


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鉛筆削りも手で回すタイプの100均のもので、かわいいドラえもんとのびたのイラストのやつを使っていたのだけど、長いこと使っていたらイラスト部分がかなりはがれて、今ではドラえもんの顔の一部とのびたの足しか見えない。だけどこれからも使い続けようと思っている。(ちなみに筆箱は高校のときから14年くらい同じものを使っている)

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職場で、ゆるめのミーティング中なんかに時間があれば、時々鉛筆削りで鉛筆を削る。そうすると少しリフレッシュできる。周りの人にはどんな風に映っているんだろうとちょっとそわそわするけれど。


鉛筆は、使っていくうちに芯が丸くなっていって、削って使っていくと短くなる。

筆箱に入っている3本の鉛筆の長さはどれもバラバラで、同じじゃないのが良い。



ああ、気分に任せて鉛筆のことを書いていたら時間をかけすぎてしまった。

さっき鉛筆について調べたら、その魅力についてまとめたかわいい記事が見つかったので、それを載せて終わりにしよう。

鉛筆ユーザーの方が読者にいたら、どんなところに魅力を感じるかコメントで教えてくださいね。




たまには遠くを眺めてぼーっとしようね。