信さんオフ会で出会った小さな雷
先日、自問自答ガールズの信さん(@estrella_sinobu)にお誘いいただき、東京にて試着の旅に行ってまいりました!
たくさんのガールズさんとお会いしても、やはり初対面は緊張してしまう私…😌
リプやDMのやりとりでとっても愛の深い、優しい方だと知りつつもドキドキしつつ待ち合わせの駅まで向かうのでした。
…っていうか渋谷駅(乗り換えで降りた)が10数年前に大学通学で通っていたときから様変わりしすぎじゃない?!
学生のときからほぼ久しぶりに降り立つ渋谷駅、しんみりとノスタルジーに浸るつもりが何一つ見覚えのある景色がねェ!🤯🤯🤯
ホーム階段上がったら歩くエスカレーターを2回歩いたのち、階段降りて駅から出たらたしかハチ公がいて(ここちょっと記憶が曖昧)、そんでそこからさらに地下鉄ホームに降りるための階段を下りて、ちっちゃな雑貨屋が並ぶ通りを横目に見つつ改札を通る的な記憶だったんですけど???
今の渋谷駅は近未来風の、めちゃくちゃに入り組んだ(いや、入り組んでるのは10年前からだったわ)様相に変わっていた。
しかも人も多けりゃ駅構内案内板も多い(派手な広告も多い)ので溢れでる情報量の濁流に押され、完っ全に迷子になった湖森なのだった。
遅刻してしまうことをお伝えした際にも信さんは優しくて、うぅ…😭♥となりつつも「これマジで地下鉄ホームまでつけるんか?」とも絶望しかけたんだけど、なんとか駅員さんに道を聞きつつ辿りつけた。(途中、地上に上がるための階段を探しているのになぜだか無意識に関係ない改札に入ってしまっていた。それはおま、渋谷駅のせいだけではないやろがい。)
無事待ち合わせの場所に着くことができ、無事信さんにお会いできました!✨
トーキョー怖し!
信さんは身に着けてらっしゃるお洋服やアクセサリーが素敵でとっても似合っていることもさることながら、誠実というのか精悍というのか、なにか一定のリズムで聴こえてくる心地良い音のようなものを発されている方で、心の壁一級建築士の私でも「この方の前では鎧を着なくても安心できる」とすぐに感じさせるような方でした。
というか、速攻でゴロニャーンとなってしまいました😼
かいりさんとお会いしたときもそうでしたが、「この人といると気持ちが和む〜!🌱」ってなったら急に心の中の自画像が3等身になり、画風もゆるキャラみたいになってしまう…🙈💚
イエベ秋であること、そしてお互いコンセプトに「お散歩」というワードが入っていることの共通点がありましたが、それ以上に信さんとはなんだか「絶対に仲良くなれる」という確信みたいなものがありました。
性格や価値観がそっくりというわけではないのに、不思議ですね…💚
(のちのランチ時のトークで発覚するが、むしろ性質や性格は真反対でした🤩)
さて今回の試着旅は先日、信さんに教えていただいたブランドさん(服・靴・アクセサリー)を巡ることとなっています。
試着旅といってもひとつのビルの中のブランドを見て回るというのしかしたことがなかったので、アクティブな試着旅になることにドキドキわくわく。
絶好のお散歩日和☀の中をてくてく歩きつつ、まず最初に着いたのは『AMBERGLEAM(アンバーグリーム)』という洋服ブランド。
全体的にエスニックで古風な雰囲気ながら、ジャージやブルゾンなどカジュアルな現代的なアイテムとの調和が心地よくて、デザインの可愛さもさることながらとにかく衣服の発色の良さ・型のしっかり感・生地の上質さがすごい!
生地のこととか何もわからん素人だけど、ファストファッションのペラペラ感溢れる生地に慣れてた身としてはちょっと感動してしまった。(ファストファッションdisじゃないよ。念のため)
信さんに教えていただいて、サイトを覗きにいったときに気になってたのは水色の厚手靴下!
お散歩をしてたら大きめの公園に行きついたので、人のまばらな芝生エリアでコートのまま仰向けにゴロ寝したときの青空を思い出した。
レジャーシートも持たずのお散歩だったので、あと着の身着のままで芝生にゴロ寝するとか人の目が気になったからやめようかと思ったんだけど(小心者)、「いやいや、誰にも迷惑かけてないしね」と思って思いきって寝っ転がった。
人目を異様に気にしてしまう自意識過剰な性格なので、家の自分の部屋以外ではくつろげないタイプなんだけど、「やったれ」と思ってやってやった。
仰向けになりながら雲ひとつない青空をぼんやり眺めながら、近くにあったアイス自販機で買ったモナ王を食べた。
ああいう瞬間に自由を感じます。
私が思ってるほど人は私のことなんか見てなくて、そう思うと世界が急に広く見晴らしのいいものに見えてくるから楽しい。
基本的に試着スキルが激低なのであまり自分からアイテムを試着したいと言わないのですが(試着ROM専)、信さんに導いていただきながら気になったアイテムをいくつか実際に着ることができました。
こちらのアウターは色がすごく気に入った!
生地が厚くて、試着したサイズが大きかったのもあって袖のところに生地がモチョッと溜まるのもかわいかった。
イエベ秋に生まれ変わったからには、渋くて深みのある色(もともと好きだった)を着るぜ!
色展開は3色あって、実際に着たのは画像のは「マルベリー」という色。
マルベリーとは何じゃろ?とあとなら調べたら、桑の実のことだった。
この色、今まで私服でも試着でもあまり着たことない色なんだけど、着ると肌ツヤが急に整い、色白になるからビックリした!
眉や目、唇のパーツもはっきりと際立つ感じになる。
イエベ春(もしくはブルべ夏)と診断されてそれを信じていた歴が長いので、基本的には淡い感じのコントラスト低めのテイスト(服でもメイクでも)を信奉していたので、自分の顔は各パーツが目立たない感じが良いというか、淡くて儚げで色素薄い感じが正解なのだと思っていた。
キツい感じの目だったり眉毛の生え方にはコンプレックスがあったしね。
なので、この色を着てみて顔の各パーツが少し離れた全身鏡でもはっきりと視認できることに驚いたし、自分はこっち側の人間だなというのを確信した。
ずっと垢抜けたいなあと長年思いつつもうまくいかなかったんだけど(過去形ではなくて現在進行形だが)、それは私にとっての垢抜けのイメージが石原さとみさんだったからなのかもなあと思う。
このブログが面白いので読んでほしい。
なんとなく少女漫画とかTwitter漫画とかの「メイクやファッションを変えて垢抜けていく女性」ってイエベ春・ブルべ夏ぽさがある(PC春・夏っぽいテイストに変身する)っていうのは私が指摘するまでもなくすでに言われてることかもなんだけど、そういう先入観があったんだよね。
眉は細くして眉マスカラで色を薄くして、髪は明るくして、まぶたにはキラキラのアイシャドウ、唇はツヤツヤに。
という雰囲気。
うーん、可愛い。最高。
そういうのやっててすごく楽しかったし、まったく後悔はない。
別にまったく似合ってなかったということもない気がする。
ただ、ネツイイのスギサキさんのカラーレッスンで相談したように「これが自分の限界かあ…」というのはあった。
眉を整えたから清潔感は増すし、血色感のあるチークとリップで明るい雰囲気になったのもおそらく好印象。
そういう身だしなみに何にも手を出してなかった大学生時代に比べれば、社会人になって自分のお金でイメコン診断を受けられるようになってから、外見はだいぶ良くなってきたとは思う。
でも、「こんなもん」なのだ。
それが、スギサキさんのレッスンを受けてからは「いやいや、まだまだこんなもんじゃない。もっと輝けるぜ!!!(※マット気味に)」という自信がついて、だからさきのブログでいえば私は石原さとみさん方面ではなく夏目三久さん方面の人間だったのだなあと今は思っている。
話が逸れますた。
下のキャスケットは信さんにも販売員さんにも「似合う!」とたくさん褒めていただいて照れ照れしてしまった。
こういうチェック柄のバッグを前にイメコン(PD)の先生に勧められて持っていたことがあったんだけど、どこに行っても褒められることが多かったので自分に似合っているのかもしれない。
チェック柄というのがそもそも好きだし、落ち着く。
反面、顔タイプ・アクティブキュートに似合うとされる水玉柄はなんだかしっくりこない。
ちなみにドットくらい水玉が小さくなれば抵抗なく着れるが、「だったら無地でいい」と思ってしまう。
この「落ち着く」というのは「似合う・しっくりくる」という意味だけではなく、「落ち着く」という概念そのものを自分は重要視しているのかもしれない。
丸いものは転がる。素材によっては跳ねる、跳ねてどこへ飛ぶかわからない。
確かにアクティブでキュートだ。
一方、直線で構成されるチェック柄はつまり四角だから安定している。
動かない。つまり落ち着いている。
そういうところも含めて、チェック柄が「落ち着くから好き」なのかもしれない。
またまた話が逸れますた。
信さんの試着も拝見していましたが、ガールズさんとの試着旅でいくども経験したことのある「似合いすぎててどのアイテムが試着中のものなのかもはやわからない」現象にまた遭遇してしまいました…!
本当に似合ってました😚💗
そして、そういうアイテムを「見る」目をさまざまな試着経験やセンスから持っている信さんを憧れと尊敬の目で見つめてしまったな👀
私もそんな風になりたいなー✨
他にもいくつか試着させていただき、次のお店に移動することに。
『AMBERGLEAM』の販売員さん、お洒落でとっても素敵な方でした。
優しくて、たぶん私と同じように試着や販売員さんに話しかけるのが苦手な人でも安心して行けるお店だと思います!
ここでお昼ごはんを食べることに。
イタリアンのお店、賑わっていて人気店なかんじでした🇮🇹🍽
パスタは何にしようかとメニューを見ていて、飲食に関してはいっさい冒険しない保守派の人間なので食べたことのある味(ペペロンチーノとか)に最初はしようとしてたんだけど、信さんが未知なるパスタ「カチョエペペ」なるものに挑戦されるとのことなので湖森も参戦することに。
結果、爆裂超絶うまあじパスタでした。
一口めで確信する美味しさ。
たまには冒険もアリなんですね…!信さん😎✨
さて、お次はシューズブランドの『KARHU(カルフ)』。
新宿御苑の近くにありました。
いい場所に建ってなさいますなぁ…😍🌸
新宿御苑、植物園(温室)もあって広い芝生広場もあって大好きなのです。
北欧のシューズブランドの『KARHU』、どのシューズも配色が天才的にかわいい🐻💙
シューズの形にもいろいろ種類があって、たくさん試着させていただきました。
ここで販売員さんから聞いて「そうか!」と思ったのは、シューズも春夏シーズンのはメッシュとか軽めの素材や配色で、秋冬にはスエードとか重めの素材・配色になること。
そっか、猛暑の夏の時期さえ除けばいつでも履けるスニーカーに季節性があるとかあんまり思ってなかったけど、使っている素材やカラーリングは意識的に変えられてるんだ…。
当たり前のことなのかもしれないけど、スニーカーに対する解像度が低かったので勉強になりました。
私はスエードなど重めの素材を使ったスニーカーに憧れがあるので、ひとまず今回は試着してどのシリーズが自分の足にあうかだけ確認し、今後の発売情報を追いかけていくことにした。
秋冬シーズンのデザインが楽しみ。
つづいて、『STUDIO SEVEN』さん。
こちらのブランドは以前ネットにて可愛いシューズを見かけて、自問自答ガールズになってわりと初期の頃の妄想クローゼットに入れてました。
ブランドロゴのオレンジが可愛い💛
こちらのブランド、お洋服やアクセサリーだけではなくて陶磁器のお皿も置いていて素敵だった。
信さんの試着されている様子に歓喜してしまいました~!
あのトップスはもうすっごくお似合いだった!!!
私も気になってたトレーナーなどをいろいろ試着できました。
白いトップスって顔色が明るくなるよな~
汚れるの怖くてあんまり白トップス着ないのだけど、1着欲しいかも。
そして、最後はアクセサリーショップ『Lovignette(ラヴィネット)』へ。
もうね…蔦の這った外壁とレンガ造りの花壇、ドアに下がってるドライフラワーの花束を見た瞬間に「あ、これすっごく好きな雰囲気…!💗」とトキメキまくってました!
中に入ると内装もすごく素敵。
落ち着いていて、手仕事の丁寧で実直な雰囲気と、どこか神秘的な雰囲気の漂う空間。
許可いただいて(信さん、聞いてくださってありがとうございました🙇♀💞)内装の写真を撮らせていただきました。
インテリアの参考にもしたいなと思いまして…!
あ~もうこの空間にいるだけで幸せ((🥺))
でも試着もしっかりするぜ!💪🔥
信さんがつけてらしたシルバーリングは姉妹ブランドの『TORAIRO(トライロ)』のものだそうで、流線形の美しいシリーズだった。
こちらのシリーズも店内の一角に置かれています。
流れる水の形のような、風のように目に見えないものを象っているような、強くて繊細なものを感じました。
身に着けているうちにつく傷が、自分とともに在るそのアクセサリーとの歴史になるというのはすごく素敵だなと思います。
ちなみにシルバーアクセサリーですが、ゴールドにしたりツヤ消し加工もできるとのこと!
店内を隈なく見てその世界観に浸りつつ(『Lovignette』の「愛らしい小さな美術館」というコンセプトを深く実感)、指輪をメインに試着をさせていただきました。
細くて繊細な指輪たち。
骨格ストレートで「細くて華奢なアクセサリーはボディの存在感に埋もれてしまうので大ぶりのアクセサリーが似合います」というのは言われもしたし自分でも実感していたところなので、繊細なアクセサリーはそもそも試着することが少なかったのですが…。
いやいや、可愛すぎてそんなの関係なさすぎる。
ボディに埋もれようが関係ない。
他人から見た距離感ではつけてることさえわからなくても、自分から見たらしっかりと存在感は感じられるわけで、手作業をしている手元風景なら華奢だろうがなんだろうが関係ない。
というか独り好きで、他人にどう思われるか気にしすぎない人間になりたいと思っている私が「人から見たときの見映えの良さ」でアクセサリーを選ぶなんて、なんだか変だ。
(客観的に見たアクセサリーのつけ方のバランスの良さというものの大切さもめっちゃわかる。そこも大切にしたいというか、これから勉強していきたいし)
というか好みとしてパッと見てわかりやすい形よりは、繊細でじっくり見てこそその魅力がわかるもののほうが、アクセサリーに限らず「好き」なのだろうとこのとき思った。
ある指輪を試着していた。
つけた瞬間に、心が動くものがあった。
「パチンっ」と何か小さな音が心の中で聴こえた気がした。
弾けたような、灯ったような、なんだかあたかかい感じ。
が、それはとても小さく囁くようなものだったので、気のせいだと思ってその指輪を元の位置に戻した。
横で一緒に見てらした信さんが「それ、いいですね」とそっと言ってくれた。
その言葉に勇気づけられてもう一回つけた。
うん、やっぱり何か特別なものを感じる。
小さく興奮しつつも、同時にフワッと空中に浮かんだような、足のつかないプールに浮かんでるような不安な気持ちになった。
だってこんなに素敵だと感じるのに、なぜそう感じるのか、なにをそう感じたのかわからない。言葉で説明できない。
それは私にとってすごく怖いことだった。
脳コポ人間で自分に紐づくものは何事も分析して言語化したい人間な私。
子どもの頃から淋しくて哀しくて叫んで暴れたくなるような気持ちを、心に関する書籍を図書館でしらみつぶしに読みまくって、なんとか自分で自分のカウンセラーになることで心の嵐を制御してきた子どもの頃の私。
他人の顔色ばかり気になって、嫌いなこともやりたくないこともむしろ大好きでやりたくて仕方ないというようなフリをして自分と他人を欺いてきた私。
優しい人たちに囲まれて、愛されて頼られてもいるハズなのに、やっぱり誰にも心を開きたくなくて頼りたくもない私。
そして、そんな私に自己嫌悪している私。
そういういろんな私のことが思いをよぎって、そうして私(たぶんもっともナチュラルでニュートラルなそのままの私)は嘆息してしまった。
自分を見下ろしながら、「ふぅ…。この人の本心を探りあてることは至難の業みたいだぞ」と悟ってしまった。
だって本当に小さな信号だったのだ。
「そのアイテムを持った瞬間、雷を受けたような感覚になる。」
そんなものと出会いたくて自問自答してきたけど、私がこの身に受けたのは雷なんて大きなものではなくて、ピリッと感じるほどの静電気のようなものだったのだ。
私はこの先の試着の旅でも、あの小さな雷がもし起きたときそれに気づくことができるだろうか?
そんな風に先が思いやられた。
でも同時に「この指輪をいつも身につけていたら」「このときの小さな雷の感覚を思い出せたらなら」、その感覚に再度出会ったときにもしかしたら気づけるようになるかもしれない…という小さな希望も生まれた。
小さな小さな避雷針。
避雷針は、雷を避けるのでなく誘うもの。
小さな雷を受けていく中でいつか私の心に耐性がついたら、そのときはでっかいカミナリが落ちても私は恐れて逃げたりせずに向き合えるのかもしれない。
慣れ親しんだ小さな不幸よりも大きな幸福のほうを恐れる、小心者の自分でも。
信さん談
「店内の他のコーナーに『こっちにも良いのがありますよ』と何度連れて行っても、あの指輪があるコーナーにすぐ戻るのでわかりやすかった。」
タハー!
意外とわかりやすい人間だったー!(ノ∀`)アチャー
無粋ながらもあの指輪に心が揺り動かされた理由を考えると、たぶんあの指輪の「在り方」とか「醸しだす空気感」のようなものに深く共感してしまったからだと思います。
ストレングスフィンダーでは「共感性」が上位にくる私。
でも、それを上手く使うことができないというか、上手く使うことはできるけどそれ以上にデメリットがあるというか…。
しなくてもいい共感もしてしまうんですよね。
「この人の在り方や価値観にはひどく不快感を感じるぞ」と直感的に思っても、「いや、この人がこういう考えになってしまったことには何か事情があるんじゃないか」とか、他人に嫌な風に接する人の根底にあるのは寂しさだというのに納得してしまうとその部分に勝手に自分の中の「寂しさ」がリンクしようとしてしまったり。
それって多分ファッションでも同じことが起こっていて、「なんか違う、なんかイヤだけど、でもこれを作った人は大切な気持ちをこめて作っていて、そしてこれを心から好きだと思う人もいて、だから私はこれを否定せずに受け入れなくてはいけない」…みたいな思考。
そういう思考は生産的でもなければ健康的でもないと頭ではわかっているのだけど、どうしてもそう思ってしまうのだ。
そういう考えから離れようとすると、癒着した皮膚を引きはがすみたいな痛みを心が感じる。
でも、その痛みを受けとることは必要なのかもしれない。
何を選ぶかではなく、何を選ばないかをハッキリさせること。
離別の痛みをともなってでも、潔癖さを捨てる覚悟を持ってでも、私は本当に好きな何かと出会うために進まなくてはいけないのかもしれない。
そうして先に出会ったものは、そのときの私のままで向かい合える、心から共感できる何かなのだと思うから。
さて。
謎の帰巣本能が芽生えてしまったその指輪、ここに載せることはあえて避けておこうと思います。
人の目をまだまだ気にしてしまう私。
「そう書いたからには買わなきゃ」という良くない感情が混ざりこんでしまうことを避けたいから。
とかいって、信さんとはその場で「転職してパソコン作業の多い仕事になってもシンプルなデザインだから邪魔にならないですね」「無事転職できたらご褒美として買うことにしようかな!」「○○のほうじゃなく絶対△△のほうですよね!」(※2種類のデザイン展開があった)ともはや買う気満々でキャッキャッしちゃってましたが。
「お守りリングになりますね」という信さんの心にじんわりとあたたかい気持ちになって、お守りリングという響きの心強さに痺れてしまいました。
ファッションのことだけじゃなくて、仕事のこと、人間関係のこととか抽象的なことも相談しちゃったりして、そのとりとめのない話たちすべてに信さんは優しく耳を傾けてくださって、芯のとおった考えやアドバイスをくれました。
信さんが一緒にいてくれたから知ることができた自分の中の小さな感情、素敵なブランドさんたち。(そしてカチョエペペの美味しさ…🤤)
最後に食べたイチゴのパフェもお洒落&美味でした…🍓
小さな雷を見逃さないように、をモットーにこれからも試着旅をつづけてゆきたいと思います。
あとあの指輪が欲しいので転職活動がんばります!
なんだか目指してる業界の専門学校に入るか?みたいな話も出てきてるけど、とにかく「なんらかの大きな動きが収束したら購入してOK」みたいなイチゴパフェみたいに甘い条件を自分に課して、この変化のときを楽しもうと思います。
ここまで読んでくださって、どうもありがとう。