悩めるタバタケ④

『”音”を”楽しむ”と書いて”音楽”!自分が楽しまなくちゃ皆を楽しませられない!明日ライブ楽しむぞ!会場で待ってます!』

とか呟いちゃう人、苦手です。

そもそも己がどんな状態だろうとステージ上がったらフロアの方々を楽しませるべきかと。お金払って観に来てくれてるんですから。聴いて下さる方を”音”で”楽しませる”・・・それが音楽ではないですかと。

大体そんな呟きをしちゃうタイプは曲内間奏でドラムだけキック踏ませて『もう一歩前へ!』とか『手を挙げて!』とか強要しちゃうんですよね。フロア降りて一人一人マイク向けて唄わせたり。私、その瞬間ハコから出ます。ドン引きです。

コレは私の中では『ノリハラ(強制ノリノリハラスメント)』と呼んでいる。そんな事はせずに自身達の出す音で何とかしようと思わないのかアンタはと常々思っております。

コレは私個人の見解でしてそれらを否定するものではありません。単に私が苦手なだけです。私が捻くれた残念性格が故です。


前回までのタバタケは・・・


悩んでます。ハイ、本題。


何やかんや悩みまくって解決して、新たな悩みを抱いての繰り返しですが、色々端折りに端折って現在の悩みを書きます。何時まで経ってもこの話題尽きないので。


プリアンプ。

『オーディオインターフェース内蔵のマイクプリは使い物にならぬ。マイクプリは別で買え。』とよく耳にしてます。

最近のオーディオインターフェースのマイクプリってそんなに使い物になりませんか?恐らく上記の事を言う人が示す『使い物にならないマイクプリ内蔵のオーディオインターフェース』ってのは赤いやつ(FOCUSRITE)やその金額辺り~それ以下のオーディオインターフェースの事を言ってると思うのですが・・・そんなダメですかね。

私は全然良いと思います。何がそんなにダメなんだろうか。

Universal AudioやRMEが大体人気なのは存じております。ただ、Universal Audioって評価あまり高くないですよね。プラグイン有りきで考えると良いと聞きます。RMEは音が硬すぎるとか。結局使う人が良いと思えば何でも良いと思います。

ここからが悩みです。

例えば上記の様な人気のある高価なオーディオインターフェースを使用して録音したとしてその後にプラグインでNeve 1073とか往年のマイクプリをエミュレートしたやつ挿しますよね。それってどうゆう事なんだろう。高価なオーディオインターフェースで自慢のマイクプリなのであればそのまま使えばよくないだろうか?そこから物足りないからマイクプリのプラグイン挿すんですよね?だとしたらその高価なやつをもってしても録り音に納得いってないのでは・・・それとも高価なオーディオインターフェースで録音してからでないとダメな何かがあるのか。

youtubeでオーディオインターフェースの聴き比べとかありますね。私もチェックはした事はあるのですがブラインドテストで当てられませんでした。コメント見ると『全然違う!やはり●●●●は素晴らしい!』とか書いてありますけど正直「そこまでかなぁ。」と感じます。

その差って録音後のミックスでどうにかなりませんかね。

所詮youtubeなんで実機を揃えて聴き比べすれば違いがハッキリするのかもしれませんけど。

ただどんなステキな機材を揃えたとて最終的に出来上がった音源を聴く環境はPCやスマホ、カーステとかですよね。それ考えると正直正解が分からなくなります。パソコンだって普通の人アクティブのモニタースピーカー持ってたりするんですかね。内蔵のスピーカーで音聞く人もいると思います。

『ほほぅ、コレは●●のマイクで〇〇のプリ使って・・・』とか全て聴きとれる仙人みたいな人いないと思います。過程などどうでもよくて結果が全てなのでしょう。ギター下手な人間が200万のギター手渡された瞬間神レベルの技巧派ギタリストになれますかって話です。

だとしたら私は録音後の過程の技術を上げる努力をしたい。


まだこの話題終わりませんで次回に続きます。



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