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副業、やってみたい。

国が、企業の副業禁止にメスをいれた。うちの会社も副業は禁止されているのでやったことはない。そもそも平日は残業後にさらに他の仕事するのは厳しい。

副業がOKになったらやってみたいことはある。カフェとか、旅館で働くとか、プロには及ばないものの学生アルバイトに比べれば気がきくんじゃないかと思う。だいたい、接客業の人たちからは「人が休んでるときに働くのは地獄」とか「忙しいのに人手不足で死にそう」という声も聞こえてくるので、週末バイトができれば、需給バランスがよくなりそう。(働くほうの体力は置いといて)。この先、企業は人手確保が最大の課題だと思う。成長したければ、若者にこだわらず、働きたいと思っている中高年をもっと活用したほうがいいと思う。

このニュースについて世間の声を見てみると、「副業しないと生活できないほど給料が安いのが問題!副業までさせるのか?(怒)」というものが多い。別にしたくない人はしなきゃいいし、副業しろと言ってるわけではない。働きたくないなら働かなければいいし、文句言ってる人の給料が安いのは別問題だ。それ以前に、副業したくたって採用されるかどうかも分からないのにと思う。

人材が流動化すればするほど、企業は人手確保のために給料を上げざるをえないだろうし、副業禁止で会社にしばられてることのほうが問題だと思う。会社と労働者が平等に渡り合うための、副業だと思うんだけど……。労働者は仕事が複数あればより条件の良いほうを選ぼうとするし、雇う側も待遇を良くせざるをえない。

氷河期に就職がなかなか決まらなかった私からすると、若者の感覚は違うんだろうなと思う。今の給料は、運も含め自分の実力なんだから、文句言っても仕方ない。こんな普通のおばさんなのに正社員で雇ってもらってありがたいとさえ思っている(ちょっと仕事量が多いけど)。

高年収になりたければ、英語ベラベラになって、難関資格の一つや二つゲットしてスキルを証明すればいいのだ。それができていないのは、自分が怠け者だからだ。今の会社が嫌ならさっさと転職すればいいけど、それはできないのが現状。簡単に仕事なんてやめられないよ。経済的な自立ってそう簡単ではない。

だから「自分の仕事に文句言う人は、さっさとやめれば」というのが本音である。そりゃあ「この人この仕事で高い給料もらってんのか、世の中不平等だ」と密かに思うことは多々あるし、今の若者は売り手市場で羨ましいなぁと思うこともある。

副業解禁されるときまでに、何かしら資格でもとって副業でも雇われるように準備しておこうと思う。もう一つの仕事があるって、ワクワクすることだと思うんだけどなぁ。

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