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人はなぜ、お金を払っているのに”参加しない”のか。お金持ちなの?笑

コミュニティ運営をされている
お客様との打合せで、よく言われるのが

「お金は払ってくれるけど、
 参加してくれる人が少ないんです」

というお悩みです。

もちろん、月会費を貰っているからこそ
録画で視聴することもできるのですが

やはり、コンテンツを作る側としては
当日のドタキャンや
録画をアップロードしても無反応なのは
落ち込みますよね。


かくいう私も、昨年はサロン形式で
月額5000円程度で勉強会をしていて
撮影もして、ライブ配信もして
収録後の動画を提供していたのですが

雨が降っては参加者が減り、
夏の大変あつい日も参加者が減り(笑)

最終回にゆくにつれリアル参加者が減り
当日に何人来るのか分からないという始末。

昨年は妊娠中で身重ななか、
都心までリアル講座をするために出向いていたのに

参加率が低い!!

こうした些細なことに、
少しずつメンタルを削られていきました。


そんな経験があったので、
その講師の方の痛みにはとても共感します。


お金持ちなんじゃなくて、時間がないだけ


一方で、自分が5000円や1万円程度の
継続課金のサービスなら、
そこまでコミットメントがないのも事実。

数十万円ならまだしも
WEBで情報をみつけて、ちょっと気になるな~
「情報収集したいな~」ぐらいに思って
気軽に申し込んだものだったら
そこまで真剣に受講しないのもまた事実です。

(これは人によりますが、私はそうです、ごめんなさい)


コロナで考えるリアルタイムを共有する意味

コロナで、実際に会うとか、同じ時間を
共に過ごすことの意味が、とて~も問われていますよね。

私は、0歳児を自宅で育児しているので、本当に
「これ、この時間に拘束されて聞いている意味はあるか?」と考えてしまいます。

コロナで、殆どのセミナーがZOOMになりました。
昨晩も、気になっているオンラインセミナーが
2本ありましたが、

どちらも録画を送ってもらえるので
2本とも申し込んで、どちらもリアルタイムでの視聴はせずに
私は昨晩は夫と子供と団らんをしていました。

ただ、本当にリアルタイム受講したほうが良いのに
生徒に重要性を伝えられないのは、講師の怠慢


オンライン化が進んで
ダブルブッキングという概念がなくなりました。
(PCとスマホ2台で、リアルタイムで
 同時視聴してみたこともあります。おすすめしません←)


ではなおさら、
リアルタイムに受講してもらう意味や価値って
受講生同士で交流したり、アウトプットする時間。

また、リアルで聞いてもらいたいなら
その時間、他を捨ててこちらに時間を使ってもらう意味は何でしょうか。

講師としては
リアルタイム参加をする意味を作っているのか?


これを問わなくてはいけません。(いてて~)

「動画送って終わり」のほうが、ありがたい人もいる

講師が一方的にしゃべって
知識を伝えるだけならば、

リアルタイムに会話する場がないものならば
動画収録で送ったほうがむしろ親切。

そう思うようになり
自分の講座もシェアタイムを多くしました。

90分講義のうち、
30分をシェアタイムにしています。

だって私も、家族と過ごす時間を大切にしたいですから。


そして、ここでの学びで

人生変えよう、生き方変えよう、とまで
思っていない人とは
「同じ時間」を過ごす必要はないと思うようになりました。


だから、動画コンテンツに力を入れています。

自分の時間も、お客様の時間も大切にするために
動画プロデューサー養成講座をスタートしようと思ったのです。


6月28日から説明会を4日程募集しています↓↓


本気のコミュニティもやっています

とはいえ、全ての学びが動画だけで事足りうるかというと
全然それでいいとは思っていなくて、


6月にスタートした

コミュニティサポーター養成講座は
本気で、コミュニティとして運営しています。


6月は週1回の講義が私と運営チームからありますが

その他7回、運営チーム主催の勉強会やシェア会、
参加者の主催によるイベントがありました。

また、メンバー主催により、朝活と研究会が立ち上がりました。

たった3週間ですが、既にコメントが50件以上も
ついているスレッドも多数あって
みんなが応援しあっていて、
すごく熱いコミュニティになっています。

どうやって、人柄のよい人をあつめて
熱量を高めたかというと
募集の段階からスクリーニングをしてきたのです。


無料にしていた説明会には
100名ほどの方から申込がありました。

そこから、説明会に参加した人が80名弱でした。

無料ってすごい(微妙な人だったという意味のすごい)人がたくさん来ます。


●ページをよく読まずに、複数日程に申し込んできたひとをお断りした
無料講座だと勘違いしたのか全日程に申し込んだ方が複数人・汗
「説明会だから1日程にしてください」と連絡して
 返信のない人は顧客データ削除しました。

他にも
●顔出しなくて移動中に聞こうとしたり片手間
 理由をご説明して、ご退室願いました

●遅刻してきたひとは参加できない
進行に支障が出るので10分以上の遅刻は参加できないようにしました

●申し込んだけど音信不通
参加資格がなくなる旨を連絡して、申込を削除しました

 

こんな風に、徹底的にフィルタリングしてキックアウトして、

「この人とだったら、女子マネとしてチームになりたいな」

「他の参加者にも迷惑がかからないな」(←超重要)

という人ばかりで構成された24人のコミュニティです。


2時間の説明会をきちんと聞く関心度と我慢強さとか、
「これは良さそう」と思って当日に申し込んでくる決断力とか

色々と、セールスプロセスも考えてつくりました。笑

(その話はまたおいおい)
 


そのアツイ24人に、第1回目から

■どのように参加をすると最も学習効果が高いのか

■参加の仕方の意義や意味を伝えた結果が

講座の課題提出率100%や

イベント参加率100%です。

(本講座に参加できない日程の人も、
 別日程の自主勉強会には必ず参加している状態です)


やっぱりコミットメント(やる気)の薄い人は
受講してもノウハウだけ”仕入れて”終わりなので
あまり意味がないのです。

だからね、命削ってコンテンツを作られている
コンテンツホルダ―の皆様におかれましては
参加される方に熱量を求める場合は
販売する相手を厳選することをオススメします。

一番濃い関わりから、
すこしずつ関わりの薄いものや
動画だけ、という形にしてゆけばいいのです。

あなたの大事な時間を
いちばん大事にしてくれる人と
一緒に過ごすことをオススメします。


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