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1年のうち10カ月は調子が悪い。そんな人間はどうやって生きているのか。

こんにちは、一年のうち300日は調子が悪いというと、そんなに動いてるのに⁈そんなに色々やってるのに?!と驚かれます。

いや…見てる時しが動いてないと言ってもいいくらい、動いてないです。発信してない時はとても人に見せられない状態の時、、、と言っても過言ではないです。

それで、私が数少ない動ける貴重な時に何をしてるかというと、種まき。
水やりとか肥料は他の人に頼んでる事が多いけど、私はとにかく毎日棚を巻いています。

撒いた種しか芽吹かない

もし「いろいろやっててアクティブな人だと思ってた!」と思われていたとしたら、それは私が全てのちからを「種まき」にしか使っていないからだと思うのです。

ー出版を決める
ー産後すぐに長期講座を作ってヒットさせる
ー1ヶ月で夫を探して決める
ー結婚したレポートをブログにして出版が決まる

こうした新しいことを進めるのはとてもエネルギーが必要です、毎月新しいことをしてる私でもエネルギーがたくさん必要です。

じゃあ、どこからそのエネルギーがきているのかというと、わたしは他の仕事にも家庭にも💦ほとんど他のことに通常使うべきエネルギーを使ってないんです。

貴重な種まきができる時間に、夫に「家事をしろ」と言われるとめちゃくちゃ頭にきます。全部無視します。これでかなり喧嘩をしました。家事をやりたくないわけではないんです。(いや、やりたくないんだけど)

エネルギーを使う順番を考える

「そんなにやってめっちゃパワフルですね」と言ってくれる人は大抵、会社に毎日通っていたり、誰かのサポートをする仕事で、既にたくさんのことを抱えていて忙しい人たちなのです。

新しい事をする前に、9割くらいのエネルギーを仕事と家庭に費やしている。私からしたら、毎日安定的に仕事を継続できている時点でかなりすごい人だと思います。

でも、その疲れる仕事を維持しながら、一つもやめずにそして、その9割型疲れた状態(1日でいうなら21時か22時くらいのお疲れ状態)から、何か新しい事をやろうとしていることは、新しいことをスタートするのは無謀だとしか思えません。

もし、クッタクタのボロ雑巾のように疲れている状態から新しいことをスタートしようとしているのだとしたら、それは能力の問題ではありません。疲労です。疲れているだけ。いいアイデアも自分なら出来るという希望も湧かなくて仕方ないんです。

ポンコツが生きていくために犠牲にしている事

わたしは家事も最低限しかやらないし、料理も最低限、子供は保育園です。そんな状態で、保育園にもほぼ毎日忘れ物をしてしまうし、連絡帳でお説教されることなんて日常茶飯事です。(比較的能力の高い朝に準備をしているはずなのに・・・)

そんなわたしなので、仕事をするのは毎朝、朝いち!

家族の世話もする前の、みんなが眠っていて、私はSNSもスマホも何も見ないで、だれも動いてない家で、全く疲れていない脳で、出版や企画を絞り出しています。(もう必死です)

それでもアラフォーのこの歳になってしまうと、ピカピカの朝のはずなのに結構疲れていたりする日もあるもんだから悲しい。

夜中の娘対応で体力が落ちているんです。こんな風に、会社でも家庭でも素晴らしいと賞賛されながら、新たにやりたい事をやるエネルギーは私には残っていないし、わたしに羨ましいという人にも、きっとそのエネルギーが残っていないだけのです。

量を増やし続けることはできない

この歳になって、頭がフレッシュな状態で何を考えたり、体を動かしたりして、その気持ちよさを五感全部で受け止めて味わえる量は限られている。

人間関係もそう、もう許容量いっぱいなのだ。家族ぐるみで付き合って、気にかけてやれる友達の数も100も200もは作れない。せいぜい4.5人くらいだ。

食事の量も、大盛りなら満足というわけではなくなって、満腹になりすぎると1日具合が悪くなってしまう。

よく味わうためには、量より質なのです。
食事も、仕事も、人間関係も。


300日不調の私はどう生きているのか、それは本当に大切だと思っている2割に全力を注いで、残りは全力で人に助けてもらって生きている、ということでした。

手放せなくて苦しい人のお役に立てば嬉しいです。

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