転生もの漫画にハマった39歳が、転生できない現世でどうやってチートできるかを真剣に考えてみた。

表題の通り、39歳の子持ちワーママなんですが、ここ最近「転生もの」つまり生まれ変わった主人公の漫画にどハマりしています。子育ての合間に、授乳や延々と続く寝かしつけの合間にアプリで無料漫画を読んでいたら、なんだか転生ものの漫画が溢れていまして。その中でもハマった漫画がいくつかあって、昨日も1日で1万円課金してしまいました。Oh...

こんにちは、中里桃子です。今年課金したネット漫画の支出が20万円を超えていたので軽くショックを受けています。で、コンテンツ作れたら少しこのショックも休まるだろうと思って書きました。

本当に「転生もの」面白い・・・なんとか現世に生かせないかな?
ずっと考えていたんです。

どうして転生した主人公はこんなに強いのか

そりゃあ漫画だからでしょ、ということもそう。一理ある。
でも、いくつか私が読み込んだ転生ものの漫画には共通点がある。

今日は、それを紐解きながら、この漫画のようには行かない現代社会でどのようにこのチート的状態を再現できるのかを、本当に真剣に考えてみました。

結論、転生もののチート状態は再現できる。

ふふ、再現できると結論しました。さて、これから主人公がどうしてこんなに「勇気を持って」「周りを巻き込み」「行動ができて」「成功するのか」ということについて、1つ1つ要素分解をしながら、現世の私たちが活用できるように紐解いてゆきます。

どうして主人公はこんなに強いのか・成功するのか


1.前世の記憶(最初の人生で失敗)

その要素としてまず外せないのが、前世の記憶です。
いきなり「再現なんて無理でしょ」というツッコミが入りそうですが、

この前世の記憶には何が含まれるかというと、

・これから起こるであろう結末
・その時間を生きた経験やスキル
・結果によって感じている感情(後悔や怒りが多い)
・だれが本当の味方で、だれが害をなす人だったか

「こんなはずじゃなかったちくしょおおーー!」という怒りや後悔が、

とてつもないモチベーションを主人公に抱かせます。

2.モチベーション

「あんな未来を次は絶対に起こさない」
「絶対に後悔したくない」
「もっとあの人と〜〜していれば」

こうした強い決意があるため、
東京リベンジャーズのたけみち君は自分より強い不良に立ち向かってゆきます。

3.結末を知っているからこその余裕、思いやり

通常、私たちは相手の表面的な言動を見て「あいつは失礼だ」とか「嫌いだ」と判断します。

しかし、転生して前世の記憶を持っている主人公は、前世では知り得なかった事情や背景を知っています。そのため、目の前の一見反抗してきたり悪いやつに思えそうな行動をする相手に対して寛容です。

思いやりの気持ちを投げかけることもあり、その結果、仲間になってゆくものたちがたくさんいます。

私が転生もののストーリーを読む中で、主人公に共感し心が動くのはこの部分です。

4.必死さ、全集中

漫画だからこそなのかもしれませんが、主人公は転生してから解決したいプロジェクトが1つです。私たちのように、家事・育児・地域の人との交流・学校行事・仕事・・・様々なことに分散された集中力で漫画の主人公のようにプロジェクトに全集中することができていません。

でも、今絶対に必要なことだけやっているか?というと違うはず。
「捨てる」ことができれば、同じくらいの濃さで人生を生きられるのではないか、そういう仮説がありました。

記憶・モチベーション・寛容さ・全集中

まとめると、このあたりが「主人公がなぜ転生した人生でこんなに強いのか」という要素になります。

さて、ここからどうやって現世に持ち込むか、なのですが。


この4つの要素を現世に持ち込む


1)記憶

転生ものの漫画における「記憶」とは、現世でいうところのなんでしょうか。それは「知識」だと思います。こうしたら、こういう結果になる、という未来の予測ができうる知識です。

あれっ知識と置き換えたとたん、現世でいくらでも仕入れられるのが知識だということに気が付きませんか?

2)モチベーション

転生ものの漫画は、大体は主人公が後悔しながら死ぬシーンから始まります。さて、私たちが一度死んでは元も子もありませんから、これは思考実験で代用します。

「いま死んだら後悔することは何か」

これを考えます。たくさん書き出せそうですよね。

3)寛容さ

はい、寛容さは、「相手の事情や背景を知っていること」でした。知ることは難しいかもしれませんが、小説などを読んだり、相手の責任の重さや状況を想像することで、一見イラッとする相手に対しても、1人の人間だという慈しみの心は生まれてきそうです。

この辺は、私もまだまだ未熟者なので、小説や人間関係の本を読んで考える時間を作っています。

でも一番は、自分の心身が健康で安定していることが重要かも。私は心の余裕を作るために、仕事の整理をしたり、習慣を整えたりしています。

4)全集中

これ、現代社会に生きる私たちは兎角、SNSなんかに振り回されて、他人の欲望や比較で気が散ってしまいますね。でも、現実的に、人を羨んだり、他人がやっていることにフラフラとついて行っている人で、飛び抜けた結果を出している人はいません。

イチローも大谷翔平選手も、子供の頃から野球に全集中だったんです。友人のマーケターも、ブログで結果を出すために2ヶ月毎日立ち食い蕎麦を食べて時間を作ったりしています。

この、対して自分にとって大事でもないものを「捨てる」というのが難しいんですよね。捨てるためには、やはり自分が考える思考力が入ります。思考力を高めるためには、習慣を整えるなりしてエネルギーをあげておかないと、「まぁ今はまだいいだろう」と易きに流されてしまうんです。

本当に、やめるってすごくパワーがいることなんです。夏に習慣を整えることで、なんとなく続けていた契約を解除して、月に約20万円以上の経費が浮きました。


現世でどの順番でチート状態を攻略してゆくか

で、具体的にどの順番でチート状態に持っていくかということを最後に並べて書いておくと、

1、自分が今生で絶対に達成したいこと・大切にしたいこと、得たいものを
決めること。それに全集中すると決めて、他を捨てる、あるいは時短するなど捨てたと同義になるまで削減する。(ワーママなら、全自動洗濯機や食洗機を買う、食事を作ってもらうサービスを利用するなどですね)

2、達成したいゴールに関する記憶(つまり知識)を仕入れること
もう、これめっちゃ有利ですよね。だってこんなに情報を仕入れるのは簡単です。ネット検索やオンライン学習。自分がやりたいと思うことは、ジョブズや孫さんクラスでない限り、必ず先例がいる。
そこから学ばずして「できない」はちょっとオカシイ。

3、知識はあっても、スキルの熟練には時間が必要。
だから、ほかを削減して練習を続けること。スキルが身に付くとはとは「知識として知ったことが外界(他人やお客さん)にきちんとアウトプットできること。
この練習には、現世ではチートはない。でも良い師をえてフィードバックループを回すことでかなり時間は短縮される。

こんな感じでしょうか。

あと、知っておくと良いこと

マインド的な話になるのですが、もし私が本当に女子大生くらいの頃のじぶんにアドバイスできるなら、上記のことに加えて下記をメッセージにします。

ー1度の失敗では死なないこと

ーもっと他人を信用すること

ー他人はたった1度で人を見限りはしないということ

ー学びを本当に真剣に実践をすると人生が変わること

ー挑戦の恐れは、経験するほど無くなっていくこと

ー自分ごときができる挑戦の範囲で人生は終わらないということ


以上、もしここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございます。

私はコミュニティ運営を仕事にしています。

すべての人が居場所を感じられる社会を

というビジョンをもとに、自分なりにやってきましたが、とても進みが遅く、この調子では私のビジョンは死ぬまでに達成できないな、と絶望しそうになっていました。

そして漫画に逃避・・・でも、漫画を読んでいたら元気が出ました。そして、こんな風に、まだ39歳、あと4、50年人生はあるはずだから、ここから生き直そうと思ってこのnoteを書きました。

人生を変えたいと思って私の本を読んだり、講座を受けてくださる方に、今日書いたようなことをもう少し整理して、お届けてできたらいいなと思っています。

おまけ(はまった漫画とは)

ちなみに、私がはまった転生ものの漫画は

「東京リベンジャーズ」

「盗掘王」

です。

ほかにもいろいろ読んだけど、前者はめっちゃ有名ですし、後者の「盗掘王」は紙の本も集めたいなと思ってるくらいはまってます。笑
歴史や遺跡好きは楽しめるかも。

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