11 カウチサーフィンて危険なの?私編

カウチサーフィンホストなんてしていると「危なくないの?」とよく訊かれる。これはあまりにも訊かれすぎて何がどう危ないのかわからなくなってきた。盗難?火事?レイプ?

2024年5月現在、私達夫婦にとって一番怖いのは「トコジラミ」かな。海外から来たバックパックには汚いウィルスやバクテリアが沢山ついているそうな。。。1日中観光して歩いた足で家じゅう歩かれるのも半潔癖な私は苦手である。夏になると裸足も多くなる。ちなみに夏の間はカウチサーフィンのホストをお休みする予定。暑くて料理も出来ないし一番気になるのは増えるごみの処理やエアコン代。コンビニで買って食べた弁当とかゴミ箱に皆さん捨てるから、処理をまめにしないとならないし大変だよ~。シャワーの回数も増えるから水道代もばかにならない。「ケチですね。わざわざ言わなくていいです。」と思われたら失礼。ごめんなさいね。

変なゲスト、、、「泊めた事ありますか?」って訊かれるけどもう覚えてない程沢山居た。長く書くのは読むのも書くのも疲れるので下記箇条書きにします。

1.部屋で寝てばかりいる。(おい!ホテルじゃねーんだ。)
2.自分の素性話さない。(恐いんですけど?)
3.友達になる気サラサラない。寝られればいい。(これ鉄板)
4.時間守らない。(私、スペイン人じゃありません)
5.インターフォンで別の部屋番号を押す。(Sorryじゃねーんだよ!)

こういうの書くと何ともないけどチリつもで結構なストレスになる。でも今までで一番怖かったのは二つある。

1.朝起きたら貸していた家の鍵とポケットWifiを持って忽然と消えていたアメリカ人。本人の荷物もない、本当に忽然と消えていた。

この人だけは許せない。。。夕方「朝起こすの悪いからそのまま出てきた。」って、ちょっと人の家の私物持ち出す?異常者レベルで気遣いできない人。結局「成田空港に行く前に会える?」ってさー、会いたくないけど自分のうちの合鍵無いと吐き気が止まらないんですけど?結局その私の私物を返してもらうためだけに上野まで出かけた。返却されたときは本当にほっとした。甘い顔して物を貸すと想定外の失礼な事される。

2.朝起きたら知らない人が寝ていた。

これは本当に驚いた!イギリス人のソロ男性ホストして夜遅くに帰宅してきた。この人は会うや否や「友達になれそうにもないな。」ってピンと来て合意した2泊が過ぎるのを待っていたのですが2泊目夜遅くに帰ってきて私たち夫婦はドア開けてあげて「明日早いから寝ます。」と言って床について朝起きたら「あれ?二人居る??」部屋から話声聞こえる。ノックして開けてみたら見知らぬ女性。オイ!ここは連れ込み宿か?ナンパした女性連れてきちゃってちゃっかり一緒に寝ちゃっている。だれ?その女性?恐いんだけど?

スイマセン、会社に行く前に出てください!ってお願いした。台湾人の時のように舐められないように時間には外に出て行って貰った。二人は外で靴を履いていた。「じゃあね~Have a nice trip!」と追い出した。全て自分のせい。カウチサーフィンホストになったのは自分の決断でゲストの受け入れも自分の決断だと思うと誰も責められない。このイギリス人も責められない。

自分に深く思い反省をして台湾人の時の様にならないように時間に荷物事追い出した。自分をほめてあげたかった。自分たちも出勤の準備をして家を出てエレベーターに乗ってマンションを降りると、悲鳴をあげそうになった。まだその二人がマンションのロビーにいるじゃないか!!!大きな荷物を広げてパッキングしている。。。「出て行って!!!ここは共有部分であなたたちが居れる場所じゃない!」と言って私も半狂乱になった。

その後位から本当にマンションの住人から冷たい目で見られるようになってきて挨拶しても無視されたりゲストが直接文句言われるようになってきた。

ま、仕方ないか。。。しかし気持ち悪い二人だったな。警察呼ぶべきだった?もう過去の話。。。強烈すぎて信じられない?このnoteを読んでくださっている方がいるかどうかわかりませんが本当の話だから今度酒の肴にでもしてくださいね。


記事とは関係ない話ですが、日本でホストしたスイス人のカウチサーフィンゲストカップルの家に2014年に遊びに行った。Lausanneのワイナリーの娘さん。なんと!昭和天皇が訪ねたワイナリーなのです!親戚ともディナーしてみんなその話してくれて新聞記事も見せてくれた!美しい風景に高級スパまで連れて行ってくれました。そしてここの家のお祖母ちゃんも会ったんだけど数年後亡くなってしまい、2022年10月に「お祖母ちゃんを偲ぶ会」に私も参加させてもらったのです。コロナ騒動後初の海外がヨーロッパでまたLausanneにお邪魔させてもらいました。長いお付き合いで感謝です。