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【都市関係考察】都市マニアのエネルギー問題思考

筆者コマナズがかつて長々とプレイしていたシムシティ(ひいてはマイクラ)と関係しそうなツイートをこのNoteに書くという実験である。

仕事するにもゲームするにも、このNoteを書くにも寒い部屋を温めるにも何にでも電気は必要である。最近、関東で節電がどーだでいろいろパニックになったらしい。そのときは西日本に住んでるのでそこまでなんかあるわけではなかったが、例の地震当時東日本に住んでたとしては「10年間なにしてたんだろう・・・?」状態である。50Hzと60Hzの違いがあるのは今更どうにかするのはコストが悪そうだ。

シムシティシリーズを初代から4まで、長年遊んできたからには避けては通れない問題がある。昔から例外なく発電をどうするか、という選択が常に問題としてあった。初期であれば初期投資が安くて比較的安定な火力発電か初期投資も高いしリスクもある原子力発電、と言った感じで。

「事故が起きてもひどい汚染が起きず、二酸化炭素も発生しない夢のエネルギー」ともてはやされる核融合発電の登場はシムシティ2000、3000ともに2050年である。現実はもっと掛かるかと思ったらそれくらいになりそうなのでむしろ私からしたら予想外に早くてびっくりしているし、最近もっと投資すると話題になり始めた。小さな太陽をつくるように、得られるエネルギーは膨大。ただし、核融合起こすタイミングも膨大なエネルギーが必要だとか、エネルギーが発生したときの億レベルの温度に耐えられるかとかが課題だったはず。実現するまではほかでやりくりするしかなさそうだ。

当然今すぐインターネットやめて節電しろというのは、もっとも簡単で的確な解決方法である。実際無駄な電気は使わないほうが良い。例えば投機的で膨大な電力使う電子通貨マイニングはPCゲームユーザからしても感情レベルだが規制してほしいと思ってる。ただし、「違う、そうじゃない」というのはわざわざこんな記事読んでる人だったらわかるはず。

今止めてる原発の再稼働をすることはできる。できるが設備は古くなっててそれこそ当時以上にいろいろ危ないし新規に建てることも現状ままならない。ましてや有害なゴミの置き場も決まってないのが最大のネック。他の方法を模索する思考実験とかしてみようと思う。

真っ先に思いつく化石燃料やLNGは、輸入の問題もあるし二酸化炭素だの以前に燃料が残り100年くらいな時点でずっと頼るのはアウトである。もちろん二酸化炭素の問題もある。

水力は日本に向いている。二酸化炭素はないし、水がある限りずっと発電できる意外と優れものである。とはいえそんなのもう明治時代からやってることで大規模なダムは建て尽くしているしこんどはダムのせいで森林伐採とか別の問題が出る。ただし、最近注目されてるもっと水車クラスの小さな水力発電が普及すれば少なくとも災害時に節電をお願いする必要はだいぶ減りそうだ。

太陽光はあまり日本に向いてなさそうだ。各家に太陽光とかはつけられるかもしれないがマンションや工場だと流石に補えない。日本は広い土地もないので大規模発電は逆に森林伐採で地球環境的に持続不能になるだけである。風力もやっぱり向いてなさそうだ。洋上でも台風が最大のネックなため、日本では残念ながら役立たずになる見込みである。

地熱について。日本は火山が多いので一見すると日本に向いている。以前調べたことがあったが、ただ意外と初期投資が高いようである。九州はそこそこ多いらしいが関東はあんまり火山ないしあっても温泉地(主に国立公園だからダメなケース)ばかりで少なくと突然増やすのは厳しそうである。ただし、森林とか温泉を枯らさない程度に増やすことは今後可能になると思う。リスクもあるがそうも言ってられない状況ではと思う。

バイオマスは個人的には割りと最近出てきたイメージである。発電量自体が少ないため、こちらもちょっと補う程度だろうか。

こうしてみてみると悪く言うとこれが絶対、というのはない。当面は水力、火力、原子力、地熱、多少の太陽光あたりでもう少しバランスよく取れないかな、と節電どーだ聞いてて思ったことをつらつらと並べてみた。

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