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自給自足への憧れ

ユーチューブで田村余市さんという人を知った。青森で、家族で自給自足生活をされている方である。この方には、小さなお子さんがいるのだが、この子が素晴らしい。まだ、幼稚園に入る前だというのに、語彙力、表現力、好奇心に満ち溢れている。どんなに高い家庭教師をつけても、簡単には身につかない能力が既に備わっている。しかも、多くの親が子育てのゴールとする自立する力は、日々の自給自足生活で養われつつある。

この子が将来、どの大学に行こうが、行かなかろうが、会社に入ろうが、ニートになろうが、親は全く憂う必要ない。既に自立する技術が身についているからだ。

我が子達を振り返ると、浪人してなんとか大学生になったとしても、社会人になれるか、なれたとしても、続けられるのか、結婚はできるのか、子供はできるのか、と心配はつきない。下の子も、勉強をしないが、しないなら、どういう道に行けばいいのか、ガミガミ言って勉強させたほうがいいのか、放っておくべきか、全くもってわからない。

田村家のように自給自足生活をしていれば、子供の将来への不安も、親の老後資金の不安からも解消されるだろう。

田村さんは、今、同様な志しを持った人々と村を作りつつある。日本各地に、こういう暮らしをして、発信する人が増えれば、私のように憧れて仲間になったり、自分でやったりして、エネルギーからも社会インフラからもある程度は、自立することができる。

ある意味、将来の理想像として、田村家の暮らしをウォッチしていきたい。


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