映画呪術廻戦の感想



劇場版呪術廻戦0を観てきました…!


作画の迫力、セリフの上手さがスゲ〜沁みましたMAPPAと声優陣、演出家さんありがとう、そしてそしてアニオリが盛りだくさんでサイコーでした……


感想を分けて書いていくので、ネタバレが嫌なひとは アニオリについて のとこは読まないようにしてください!最後にあるので。



☆作画・演出について


MAPPAの作画が最強なんつーのはもう50000年前から知ってんだよ知ってんだけどさ〜、、最強だったね、、

私は最初の乙骨が友達をロッカーに詰めるところからドキドキして死にそうだった。てか原作よりグロかった。重症っていうより死んどるやんあんなん。

死刑が決まって縛られてるところもよかったね。虎杖のときと全く同じ状況なのに主人公の表情もセリフも全然違って、いい対比になってるよね。初期乙骨はマジで暗いな。

あと里香ちゃんが死ぬとこも原作よりグロかった。エッ?!って感じだった。PG12とかにしなくて大丈夫そ?私らの前めっちゃキッズの5人連れだったけど。最近のキッズは鬼滅でグロ慣れしてるから平気なのかな…


戦闘シーンの作画はスピード感ありすぎて初見では消化しきれなかった。スゲ〜!スゲ〜!ってずっとなってた。

乙骨狗巻vs商店街の呪霊の戦闘がこんなにじっくり描かれると思ってなくてびっくり。狗巻棘バク転できるのヤバ!あと呪言吐く前に舌ぺろすんのエッチすぎた。なにあれ。どうしたどうした??

アニオリの百鬼夜行の戦闘もしっかり描いてくれて有難かった。推しが尊い。

そして何と言っても見せ場の乙骨夏油戦の作画ね、、戦闘の迫力凄すぎたし、夏油乙骨それぞれの表情もちゃんと描かれてて、、、


MAPPAってスゲ〜大御所制作会社なのかと思ってたけど今年で10周年なのすごいよね 既に信頼と実績が半端ない、、



☆声優さんについて

大御所の緒方さんに主演やってもらったのは正解だったね…本気度が違う…男性声優かと思ってたからビックリだけど、乙骨の人物像にあそこまで説得力を持たせられる声優さんはそう居ないわね…

「死んじゃだめだ死んじゃだめだ…」のとこはシンジくんの逃げちゃダメだ思い出してちょっとジワった。今逃げちゃダメだ聴いてきたら結構違ったけど、、

「来い、里香!」が予告聴いた時に1番好きだった。実際本編見てみると夏油との最後の戦闘の台詞は全部良すぎて順位つけられん。「僕の未来も身体も心も全部里香にあげる」が感動したな〜知ってる台詞なのに泣きそうになった。


あと個人的に良かったのは花澤香菜。特級過呪怨霊になってからの声が、あーこんな感じか!と腑に落ちた。女の子の声なんだけど加工が入っててしっかり怖いんだよね。声優さんもすごいし音声加工もすごい。


そして櫻井孝宏ボイス〜初のホンモノ夏油傑〜よかったね〜ハイになってる気持ち悪さもありながら、所々に見せる人間らしさが最高。過去回想のときと聞き比べると絶対2017年の夏油は躁鬱なんだろうなと思う。心の病気感すごい。

「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」のところがすごく良かったですね。力の抜けた笑いを含んだセリフ。


この、五条が夏油にかけた最後の言葉、アニメでも明かされなかったし今後明かされることはないんだろうけど、

「1人は寂しいよ」が最適解かなと思った。

私はずっと「僕の親友だよ、たった1人のね」かと思ってたんたけど、劇場版では「1人は寂しいよ」のほうが強調されてて、「僕の親友だよ」はわりとあっさりしてるように聞こえるんだよね。

あと、ある意味「僕の親友だよ」は呪いの言葉でもある気がする。

「1人で死ぬのは寂しいよ(だから俺が看取って/殺してあげる)」という夏油に対しての意味と、

「1人で生きるのは寂しいよ(お前が居なくなってから/お前が死んだ後)」という五条自身についての言葉、両方含まれてるんじゃないかな。わかんないけど、、


そして内山昂輝ボイスに言及しないと死ぬ病気なので言及するんですけど、安定に神でした。おにぎりの具以外は「爆ぜろ」「潰れろ」「憂太、逃げろ」くらいしかセリフないんだけど、大迫力でしたね…「潰れろ」ががなり気味なのもよかった。

「逃げろ」について、「そういう呪言なのかと思った」って内山昂輝が言ってたからつまり呪言じゃないんだろうけど、確かおにぎりの具でもなく呪言でもない狗巻自身の言葉って、本編通しても「逃げろ」しかないんですよね。花御が来た時の「逃げろ」も含めて。マジで今後もうちょっと狗巻棘の掘り下げ欲しいけど本誌でもしばらく出番なさそうで辛い。


☆アニオリについて


猪と七のオタクとしてサイコーだったのはなんと言っても

「七海サンなんで京都なんスか〜、俺の活躍見てて欲しかったのに!」

ですねマジで最高。言ってそうだし。

猪野くんの戦闘シーンちゃんと描かれてて泣いちゃった、、推しの頑張りは沁みます。エッ猪野くん?!猪野くんだ!って目かっぴらいてた。あのシーンだけでも1500円課金してもっかいみる価値あるので来月も行こうと思いました。


あと冥々の戦闘シーン、斧振り回すゴリラ術式なのに優雅なのすごいよね。アニオリで「もうちょっと働こうかな」てセリフがあって素敵だった。


てか猪野、七海、冥々はいるだろうなと思ってたけど日下部もいたのアツかった。だって確か日下部アニメ化された範囲で出てきてないよね??とても良かったですね。


伊地知さんだけじゃなく新田さんもいておキャワだった。頑張っててえらい。


唯一文句を言うとすれば、硝子の「そこ!なにしてんのよ!」みたいなアニオリ台詞。硝子ってたしか女言葉使わないよね?あと私の中のイメージでは緊急事態でも割とだるそうにしてそう。なんか違くね?と思いました。その後の「夏油、めんどくさいことしてくれちゃったね」は良かった。同級生だけど、硝子は夏油との関係について五条ほど激重感情じゃなく適度な距離感がある感じで、それが現れてていい台詞だった。


そしてちゃんと京都も出てきたの〜〜泣泣

京都メンかわいいよ〜〜加茂が特に好きです。愛おし。

真依が「キリがないわね」って言ってる時に若干の間があったの、東京で姉が死にかけてるのを心配してたりすんのかなとか思いました。行間読みすぎオタクなんで。


京都といえば七海の黒閃ー!!!!!!なんか興奮しすぎて数えてなかったけど4回連続だったかな???ちょっとまた観ますね。ハイ。あと七海に助けられるモブ呪術師が可愛かった。なんでモブにイケメンぶち込んだの?あれが性癖な製作陣いるだろ。


歌姫は居なかったけどまだ術式出てきてないし仕方ないな。その分特典に歌姫がいるのかな?特典の硝歌尊すぎましたね!!


個人的に感動したアニオリは、真希のお母さんの「産まなきゃよかった」が出てきたとこ。劇場版制作時点で本誌そこまで進んでたのかな??ビックリ。あまりに盛りだくさんすぎて直哉まで出てきそうな勢いだったね。いたら怖いけど。


五と夏の過去について、ネタバレにならない程度に回想があったのも0巻にはない演出で素敵でした。「君は五条悟だから最強なのか?」cv櫻井孝宏をこんなに早く聴けることになろうとは。嬉しい誤算です。


さらにエンドロール後のアニオリ…!!!!!これはマジでビックリ。エンドロール2曲あんのか〜なげーな〜…と思ってたけどちゃんと待ってた子には素晴らしいプレゼントがあるシステムなのね。これから行く人にはエンドロールは座ってろってアドバイスしなきゃ。




とまあ、以上が初見の感想です。勢いで書いたのでぐちゃぐちゃだけども。

2回目、3回目と重ねて観たい最高の作品でした。ありがとうございました。

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