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友人のデザイナーさんに仕事をお願いしてはいけない理由



僕のファーストキャリアは、広告業界の営業でした。それ以前の学生時代から、いわゆるデザイナーさんとお仕事する機会はあって、かれこれ20年、いわゆるデザイナーさんと呼ばれる方々とはお付き合いしています。
#彼女って意味じゃないよ

毎度、自分の頭の中のイメージをカタチにしてくるデザイナーさんって、憧れ、尊敬、ないものねだり…ww
初稿を出してくれるときのドキドキ感なんて今でも大好きな瞬間のひとつです。

ただ、タイトルにもあるように
これまでデザイナーさんに依頼したことがない人が
初めて自分のビジネスとかのチラシを作る時に
「友達のデザイナーが安くやってくれるから。」
という理由で、チラシを作って失敗している例を
35679回くらい見ています。
#盛ってます

で、ざっくりこの失敗しちゃっている要因を並べます。

①友人だからって、あなたの依頼するデザインが得意かどうかわからない。

②「友達だからわかるでしょ?」という甘えが生まれ、あなたの指示書があいまいで、デザイナーさんに丸投げになってしまっている

③「友達だから安くやるよ。」というのは、その代わり構成や文字原稿は自分で書いてね?のつもりで、デザイナーさんが言っている(場合が多い)


④そもそも、チラシが必要ないこともある。

細かいことは、まだまだありますが
②③はそのまんまなので①④の補足をします。

⓵はですね、レンアイに喩えます。
あなたは、友人だったらみんなとエ〇チします?
そんなことしないですよね?
ちゃんと見極めるじゃないですか?それと同じです。

ただ、友達だからってお願いしてはいけないのです。
そりゃ、向こうも
「できますか?」とお願いされたら
「できません。」とは、言わないですよ。
#何の話や

デザイナーさん選定というは、それだけでも経験とノウハウが必要な作業なのです。
採用や恋人選びと同じくらい慎重にしないといけないことなんです。

さらに言うと、そのデザイナーさんの作品が好きなことと、あなたのチラシがそのデザインでいいのかどうかも、別の話なんです。

その人の曲は好きだけど、バンドマンと結婚していいかどうかとは別問題。と同じようなことです。

で、さらに深刻なのが④です。
これね、デザインする作業って実は、全工程の8割方終わった最終段階の工程なんです。
それまでに、決めないといけない事、準備すること、つめていくことがたくさんあります。

その結果、
誰向けの発信だから、コピーやタイトルはこうしよう。
絶対に必要な構成要素はこれとこれだから、最低でもサイズはこれくらい必要だ。だからメディアはチラシにしようとか
、SNSでこう発信しようとか決まっていくのです。

さらに言うとあなたのビジネスのブランディングや競合がやっているクリエイティブとの差別化を意識しつつ・・・略w

と、まぁ、とにかくやること満載なんです。
もちろん、優秀なデザイナーさんの中には、これらのことを全てできる方もいらっしゃいます。
そういう方ほど、初回打合せはデザインの話は一切しませんし、こちらにもさせないもんですww

今後、仕事や働き方はフリーランス化、複業化が進み、会社に任せいていた、広報・広告分野のことを自分で行わなければいけない人は増えてくるでしょう。

その際、いきなり「友達のデザイナー」に相談するのではなく、自分のビジネスの設計をして、デザイナーだろうが見込み客だろうが、まずは自分の言葉で明確に説明できるようになってから、相談・依頼されることをお勧めします。

それができねーんだよ!
という方はご相談ください!

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