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森へ薪をとりに

この辺りでプロパンガスが普及したのは戦後の事だときいています。
どこの家でも山に薪をとりにいったのでしょうか。
父は木を丸めるのが上手です。
戦時中、父は立川の東航にいました。
東航の話は、またいずれ、です。
ある日休暇で家に戻ると、母以外、妹弟誰もいなかったので、みんなどこにいったの、と聞いたらみんな山に薪にとりにいったと。
薪は供出する物です、妹弟は小学生です、そして憲兵さんが、護衛でついてきてくれるそうです。
父は少年兵で寄宿舎で訓練していて、皆の日常にびっくりしたと。
その時薪をとりにいった山は今は、市民の森となってます。

森は、酸素を生み出す、水を蓄える、燃料の薪、きのこや、木の実を与えてくれる、庭木なども山から採って植えたそうです。山には持ち主がいらっしゃるのですが、皆が薪を拾うからいつも山は整備されてたそうです。