高橋秀一副校長の過去の行為に 元教え子から告発の声次々(2020年8月17日電子版掲載)

高橋秀一・目黒区立第九中学校副校長(2020年7月7日、東京・目黒の同中付近=校民防衛隊撮影=)

 高校生Iさんに当たり屋行為に及んで不当逮捕し、20日間勾留の原因を作った目黒区立第九中学校の高橋秀一副校長(55)が生徒や教職員に不適切なコミュニケーションをとっていたことが、元教え子らの告発で明らかになってきています。

 ある音楽家の女性は自身が港区立赤坂中学校在学時代に担任だった高橋秀一からハラスメントを受け、体重が20㎏減り、円形脱毛症やPTSDになったと訴えています。この女性は自身のTwitter上で在学中に高橋秀一から「俺はハンガリーまで行って勉強したけどピアニストになれなくて仕方なく中学教師やってるんだ。お前が演奏活動するなんて許さん。」と言われ、音楽の成績を「1」にされたと告発しています。

 また20年前に目黒区立中学校に通っていた生徒は自身が通っているときに、高橋秀一が吹奏楽部を潰したと告発。このほかある目黒区立中学校の教員は高橋秀一について「前評判からして『ヤバイ人』。校長のいうことを聞かない。教員へのパワハラやいじめを繰り返している」と話しています。

 これらの告発からも私人逮捕を行った高橋秀一副校長は「札付きのワル」であったことは間違いないようです。こんなチンピラを副校長に任命した東京都教育委員会の責任は非常に重いと言わざるを得ません。


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