見出し画像

始業式前 宿題との戦い

小1の長男は明日から学校。

夏休みの宿題
いろいろあったけど、残るは1行日記のみ。
しかし、
40日のうち、まだ20日くらいが空欄。

大人からしたら、
適当にすぐに埋めてしまいそうだけど、
これもなかなか苦戦。

「この日は、保育園の夏祭りに行ったから、
 まつりにいきました、て書いたら?」
「それはイヤ」
何か本人のこだわりがあって、
書いてもいいことと
書きたくないことがあるようだ。
「ほんをよみました、て書いたら?」
「それは、別の日に書いた。」
「同じことだって、いいやん。
 本当のことなんだから」
「イヤ」

そんなこんなで、寝る時間になっても
全然埋まらない。
「もう、むりーー!
 どうするのママー!」
だんだんパニックになって、泣き出す長男。
「こんだけ、書いたんだから、
 大丈夫だって。
 このまま学校へ持って行ったら?」
「それは、いかん」
「あいてるとこ全部、
 がくどうへいきました、て書けば」
「それはイヤ」
「とくになし、とか、たのしかった、
 あつかった、でもいいんだよ」
「イヤ」
「もーー! むりーーー!」

書かなきゃいけない、でも書けない、
という葛藤で、
泣いて泣いて、
大泣きしてどうにもならない。
そのまま疲れて寝て行った。

次の朝も、
「どうするのー、ママー!」
とパニック。
「このまま学校へ持って行けばいいやん」
「むり」
「じゃあ、今からやれば」
「でも、まにあわん」
また泣いて泣いてした後、
「この日は、アイスを食べた、にする?」
など、ママと相談しながら、
少しずつ書き出す。

学校へ行く時間になって、
「学校へ行こう」と言っても
「できるまでむり」

そして、やっと、宿題終わって、
学校へ持って行ったのが、
帰りの会をみんなでしているところ。

恥ずかしそうに笑って教室入ると、
何も言わなくても、
全てを察している先生は、
「宿題やろ?
 まだできてない子もおるよ。
 几帳面やもんで、全部終わらないと、
 学校これへんのやな。
 だったら、早く始めろって
 話やな。」
と笑っていた。

「3日前に電話かかってきた時から
 間に合わんやろな、と
 思ってました。」

先生は、全てお見通し!

あーもう、笑っちゃう!

あー疲れた。

やれやれな日だった・・・・