次男くんの紙ひこうき
ねえねえ、ママ、ボクのカバンに紙ひこうき、入ってるよ
毎日、紙ひこうき持ち帰ってくる年中の次男くん。
少し前までは、自分でできなくて、お友達の、Sくんに作ってもらったと言っていた。
自分では、折り紙を半分に折るのも、なかなかむずかしい。
今では、だいぶ上手になって、自分で作ってくる。
はじめは、くしゃくしゃっと丸めたようなもので、ひこうきだか、なんだか、わからないものだった。
でも、いつの間にか、しっかり折れるようになって、最近は、先を折ってあったり、形を進化させている。よく見ると、はずれてこないよう、セロハンテープが貼ってあったりする。
お友達のマネして、一生懸命作るんだろうなー。
作った後は、園庭で飛ばすと、先生が言っていた。
夕方、園庭で、カバンから紙ひこうきを取り出す。
「どっちが長く飛べるか、ママと競争な」
次男くんが、砂に、足で線を引く。
舞い上がって、くるっとまわるひこうき。
「くくく(笑)
くるっと、かえってきたね!」
5時になっても、まだまだ、空と園庭の砂がまぶしい。
「ボクのひこうき、どこでしょーか?」
今度は、なぜか砂に埋めたりして遊んでいる。