怒ったり、笑ったり、兄と弟

今日は、新しいおもちゃが届き、兄弟で夢中になって遊んでいる。レールの上を電車やバスが走るおもちゃで、ふたりで相談して、兄ちゃん(6歳)の電車、弟くん(3歳)のバス、ということになったようだ。

と、言っても、ふたりとも、自分が好きなように遊びたいから、
兄「もう、さわらんといてよ!
  さわったらちゃんと動かんやん!」
弟「だってぼくも、遊ぶもん!」
兄「そうやって、さわったら、ぐちゃぐちゃに
  なるやんか!」
弟「こうやって、こうやって、したいもん!」
兄「もう、だめ! ぜったいイヤ!」
弟「もう、しらん!!」

ひとりで、誰もいない廊下のほうへ行く弟くん。
パパが見に行くと、暗いところで、下唇を噛んで、必死で泣くのを我慢。
「お兄ちゃん、いかんなあー」
パパが抱っこして連れてくる。
「兄ちゃん、弟泣かしたったらいかんやろ!」
「パパと一緒に寝る?」
「やっぱり、にいにと遊ぶ」
また、おもちゃに戻る弟。

しばらくすると、
弟「ちょっと(電車とバス)交代して」
兄「イヤ!」
弟「ちょっと交代してよ!」
兄「イヤ! だって、ちょっとがずっとに
  なるやんか!」
弟「・・・・・・・・」
弟「はい、わかりましたー」

兄「ねえねえ、そっちの線路、ぐるぐるにする?」
弟「うん、ぼくのほう、ぐるぐるにする」
兄「こっちがぐるぐるで、こっちが、こうで、
  こうやよ」
弟「こっちがこうで、こうやな」

兄「ねえねえ、車と、電車、ケンカさせる?」
弟「うん、ケンカさせる」
兄弟「キャッキャッキャ☆(大笑)」

兄「ぼくは、ちょっと、あっちいくから、
  遊び方でわからんことあったら、
  言ってな」

けっこう、弟は、兄ちゃんのいうこと聞いてて、偉いなーと思ってしまう。
兄ちゃんも、それなりに気をつかっている、
ケンカしながらも、ふたりで、ああだこうだ工夫しながら遊ぶのが楽しいみたい。
友達同士とも違う、兄弟の良さ。