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特別なケアが必要な家族への緊急募金のお願い

2024(令和6)年1月1日に発生した
「令和6年能登半島地震」により、
被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。

Otonoaでは、被災された方のうち、
【特別なケアが必要な家族への緊急募金】
を実施します。
皆さまからのご寄付を原資として、
対象となる親子個人への支援を行います。

被災地にいる「支援に繋がりにくい」家族のための支援金へのご協力を、お願い申しあげます。

(振込先)
PayPay銀行(005) 5404064 オトノハ

(PayPay)
070-8492-0695


以下、詳細です。

① 特別なケアが必要な親子とは
② 被災の際に起こる「困り」
③ ご寄付の使い道
④ 寄付先

① 特別なケアが必要な家族とは
何らかの障害を抱える子どもがいる家族、
親がいる家族

② 被災の際に起こる「困り」
2016年の熊本地震の際に、障害のある児童に
みられた変化や車中泊の影響について、611名を対象に行われた調査があります。

被災した児童の約 60% に恐怖感や不眠等の心身の変化がみられ,震源の近くで被災し,車中泊期間が長いほど変化が生じやすかった、との結果が出ています。

なぜ避難所ではなく、車中泊なのか?
(ホテル滞在を選ぶ家族も多いです)

それは
限られた場所でのトラブルを恐れているから

設備の整った「福祉避難所」にアクセスすることができない家族は、車中泊やホテル滞在を選択せざるをえません。

パニックになりやすかったりして、
周りの人への負担を考えての決断だとしても、「家族だけで過ごす安心感」があったとしても、

ケアが必要な人にとっての狭い車中泊やホテル
などいつもと違う環境での生活では、
その期間が長くなると,さまざまな変化が生じるリスクも高くなることがわかっています。

<直近で必要なこと>
福祉避難所にアクセスできない家族へ、車中泊、ホテル滞在にかかる費用がかかります。

<中期的に必要なこと>
被災を経験し、「外に出ることができなくなる」「親離れができなくなる」ケースがあります。

そんな子どもの保護者は仕事に行けなくなり、
収入が途絶えてしまうこともあるそうです。

子どもにとっての「安心」を守ることを優先したい、この状況のために、生活費支援が必要です。

③ ご寄付の使い道
お預かりした支援金は、弊社ワークショップ/研修に参加したことのある方で被災された方を始め、親の会(障害を抱える家族の多くが所属しているコミュニティ)を通して、被災にかかる費用に助成します。

④ 寄付先
お振込、またはPayPayでの寄付を募ります。

【お振込の場合】
PayPay銀行(005)5404064 オトノハ
【PayPayの場合】
070-8492-0695

ご質問、ご不明点のある場合、また個人での支援を必要とされている方は、以下のメールアドレスよりお問い合わせください。

【メールアドレス】info@otonoha2017129.com


「支援に繋がりにくい」ことは
孤立感も高めます。

経済的な負担も大きくなる中で、
さらに苦しい状況に見舞われます。

そんな家族へ、少しでも支援をお送りしたい、
と思っています。

「社会が作る障害、個人が感じる生きづらさを減らす」一団体として、このような形で皆さんから募金をお預かりし、お届けします。

ご協力いただけましたら幸いです。

________
一般社団法人Otonoha
代表理事 松田未歩


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