旅の記録。 2月末。航空券が安かったという理由で石垣島へ行くことにした。3月14日、成田空港から出発する。 3時間半ほど乗っていれば着いてしまうから早いもんだ。間も無くして八丈島らしき島をみた。窓側の席を譲ってもらいぼんやりと窓の外を眺めたり、時々口をぱくぱくさせながら眠ったりしているうちに夕陽が沈んだ。 向こうに到着は19時半なのでそれまでは何も食べれないからと、お昼ごはんは混雑した成田空港でとんかつ定食を食べて、お味噌汁とキャベツのおかわり(しかも2回)までしたが、
頭の中の整理整頓が追いつかないことがよくある。わたしのいまの頭の中、宇宙のゴミ達みたいに浮遊中。新しく始める仕事への不安、それに対するいろんなアドバイスと打ち合わせで聞いたこと、新しく出会った人たちのこと、家族のこと、これから自分の居場所のこと、誰といたいか?のような恋愛的なこと、七月山が始まるまでの予定、好きな人たちのこと。そんなことが頭の中にある。はやくあの人に謝りに行きたい(行かなきゃ)とか。 ガサツで、器用ではないからあれもこれもは難しい。ひとつひとつ引き出しにしまっ
数年、田舎の空き家を借りて一人暮らしをしていた。昨年の秋、住みたいと前から仕切りに言っていた友人にその家を渡し、私は実家に引っ越した。 家族(と、言っても父と母、離れに祖母がいる3人)と住むのは久しぶりだ。6年くらいだろうか?私は自由に出張を繰り返すような出稼ぎの身だから、あまり家には帰らない。 随分前から母は帰る度に、結婚は?仕事はどうするのか?山はもういいんじゃないか?婚活は?と繰り返し言うようになった。そこらの街の婚活イベントの切り抜きを集めてみせる。 今月誕生日じゃな
4日 5月が緩やかにすぎていった。 ここ2,3年は山小屋を転々としていた。河原に沿うように咲くニセアカシヤの匂いを楽しみ、山菜をとって食う。新緑キラキラ、萌黄色を探す日々、昼寝…こんな風に5月を満喫したのは初めてだ。半日の花の仕事をしながらこれでもか、というくらいのんびりと過ごした。 思い返せば、昨年からは山での仕事の幅を増やそうと、ボッカの仕事をしたり、師匠についてまわって富士山のガイドをはじめたり。新しいことをはじめた年だった。 さてと、動きだすか。定期的に不安になって
好きな人の、〇〇さんは俺なんかよりいい人がなんたら、田舎のコミュニティの人とお付き合いした方が〇〇さんにはいいと思う、などという会話に甚だあきてしまい、もう頑張る必要はないかもしれないと思っている。大切で好きな人なのにうまくいかないのは私が寄り添えなくなったからなのか。
人から元気をもらうことってある。前職の上司に会いにいった帰り道。出会いを大切に繋げて?とやたら人に会っていた時期もあったけど、一人の時間ほど大切なものはないな、と思うようになった。でも、自分の良さに気づいたり、よし、やるぞと俄然力が湧いてきたり、会うと力をもらう人もいる。不思議。