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2024春アニメ雑記~劇場作品の話や話題のツイートについて触れたり~【24/6/20】

今日もアニメ関連の雑記になります。今日は放送中のTV作品だけでなく、ここ最近公開された劇場作品についても触れていきます。


『奪還のロゼ』第二幕まで見ました

現在劇場にて順次公開中の「コードギアス 奪還のロゼ」。本日第二幕を映画館にて鑑賞してきました。

TLでも感想ツイートがほぼ飛んできていないので元覇権コンテンツの割に話題度が…という個人的な懸念点があるのはさておき、第二幕(第6話)までは面白いと感じた。本作については「コードギアス」への本質を理解し、リスペクトできていると感じている。地上戦を主体としたスピード感あふれるナイトメアフレームの戦闘、ネオブリタニアからの解放すなわち自由を求めるための闘争、そして主人公・ロゼが周囲に重大な『嘘』を隠しながら行動している点など、「反逆のルルーシュ」が何故名作と言われているのかをしっかりと押さえながら作られていると感じている。
公開前は本作の前作に相当する「復活のルルーシュ」でシリーズとしてほぼ丸く収まったことに対する蛇足感や、監督やシリーズ構成が変わったことによる不安もあったけれど、今の所それは杞憂に終わったといっても過言ではないと感じている。

一方でTVサイズの尺を3本並べただけ(これは各話EDテーマのクレジットが異なるのが一番の原因?)という劇場公開作品としてはやや手抜き感のある仕上がりに加え、配信体制の脆弱さ(おそらく資金確保に苦心した?)があり、作品本編の外でちょっとしたストレスを抱えているのは残念だと感じている。実況民としては、個人的にはTVで見たかったという気持ちが強いですね。


劇場版『ウマ娘』~元ネタを知らなくても楽しめる~

先日、興行収入10億円を突破した、劇場版『ウマ娘』。私も少し時期が遅くなりましたが観てきました。面白かったです。

個人的には元ネタなどの事前情報は一切仕入れずに見たが、非常に熱く、かつワイルドな作品だと感じた。本作の主人公であるジャングルポケットは、歴代TV作品の主人公と比較してもダーティーな性格で、彼女らのライバルたるウマ娘も従来の明るさよりも暗さが強調されていて、「闇属性のウマ娘」みたいな描かれ方がされていて良かったと思う。そういったシリアスな世界観は同じくサイゲピクチャーズが制作していた「RTTT」をさらに振り切ったように描かれていて、競争の厳しさと勝利への喜びを芯から表現できていたと感じた。

そして劇場版らしく作画関係も非常に力が入っていたが、個人的には季節や天候によってレース場の光の陰影のつけ方が従来作品と比べても凝っていたと感じた。夏場に行われる皐月賞や日本ダービーでは晴天に、菊花賞では雨の天候に沿って暗い感じに、そして秋に行われたジャパンカップでは日没時間的に『15時が夕方』であることを印象付けるために夕日を強調して描けていたのが良かった。

ここからは余談にはなるが、ウマ娘について、僕は毎度アニメを見た後に元ネタ解説の動画を見て彼女たちへの理解を深めたりしているが、実はまだ本作については見ていなかったりする。結局アグネスタキオンは何故ダービー前にクラシック戦線から離脱したのか等、そこら辺よく分かっていないところがあるので、後日補完していこうかと思います。

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