ソシャゲ雑記【24/6/3】
遊んでいるソシャゲ全般の雑記を色々と。
【マギレコ】サービス終了へ。6年10か月間のサービスに幕
先日、『マギアレコード』のサービス終了が公式から告知された。PC版は翌月1日、アプリ版は翌月31日の、いずれも15時をもってサービスを終了する。2017年8月にサービスを開始して以来、約6年10か月にわたる魔法少女たちの軌跡はここで一区切りを迎えることとなった。
2011年に放送されたアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」(以下、まどマギ)の外伝作品として2017年に世に出た本作は、まどマギの世界を一気に広げ、本作オリジナルの魔法少女(いわゆる神浜組)をはじめ、原作まどマギの見滝原組、またイベントを中心に書籍外伝作品の魔法少女も活躍し、コンテンツとしての集大成とも呼べる仕上がりとなった。そして「ドッペル」システムなどの作品独自の展開も見せ、本家まどマギに負けないくらい規模を持つ作品へと成長した。
ゲームとしてもリリース初期から完成されたゲームシステムでサービス末期までほぼ変わらない様相を見せ、これらを生かしたPvP要素のミラーズ(およびミラーズランキング)やスコアアタック要素のキモチ戦などが盛り上がった。
2020年から2022年にかけては同作品を原作としたアニメも放送。シリーズ全体では7年ぶりの映像化に大きな期待が集まったアニメ版は、時折見せる超作画と、アプリ版とは異なる結末などが話題を集めた。
以下、筆者としてもサービス開始以来、一時的な離脱期間があったものの、約7年間を通じ本作に触れてきており、自分のソシャゲキャリアの中で最も長い期間遊んできたゲームでもある。最近は他ゲーの影響もありモチベが低下しつつあったが、ここまでついてくることができたのも、やはり本作の安定したゲームシステムや世界観があってのことだと感じている。…のだが、実は肝心のメインストーリー第2部が13章開始時点で止まっているので、こちらについては近日中に読み終えたいと思います。Scene0など本編級のストーリーもまだまだ読めてないところもあるので、残り2か月間を使ってマギレコにまた向き合いたいものですね。
マギレコがサ終した理由としては、売上という面もある(セルランの方では厳しかったが、某サイトではそこまで悪い数字では無かった模様)けれど、それ以上に本家まどマギが本格的に動き出すことによる「まどドラ」へのバトンタッチや、マギレコとしてはメインストーリーの完結やアフターストーリー的な事などやるべきことをほぼ「やり切った」という側面もあっての決断だったと思われる。筆者が過去に遊んでいたソシャゲは中途半端な路線変更や前触れのない唐突なサ終発表などでチグハグした幕切れを迎えた作品が少なからずあったけれど、マギレコに関しては「綺麗に終わることのできた」タイトルであったと感じている。開発陣の皆さま、マギアレコードを長らく運営していただきありがとうございました、そしてお疲れさまでした。
【まどドラ】マギレコとの連携と「神浜組」参戦への期待
まどマギ関連では今後、「ワルプルギスの廻天」の公開を今冬に控えている他、新作アプリゲーム「Magia Exedra」(以下、まどドラ)の年内配信も控えている。マギレコはこの後オフライン版に相当するアーカイブアプリの配信が予定されているが、この中に同アプリへの連携コードを発行することができる。
まどドラの開発元はf4samuraiがマギレコから続投する他、ポケラボが新たに共同開発で参入し、後者については運営元も兼ねる。筆者としては、ポケラボ発のタイトルは過去に「ラスバレ」をプレイしていた経験があるので、おそらくマギレコと同じくRPGになる可能性が高く、またPvPやマルチプレイの要素も入ってくるかと思われる。ただ、世界観については緑のキュゥべえが登場する以外の情報は特に入っていない。
とはいえ、マギレコからの連携コードが発行されると考えると、やはり神浜組の参戦を期待せずにはいられなくなる。今回は「本家まどマギのソシャゲ」である以上彼女たちはサブキャラ的な立ち回りになるとは思うけれど、7年近く共にしてきたのでやはり出番は欲しいですよね…(ただ、世界線の問題もあるので出る保証も無いという)。
【アリスギア】勇お姉さん絆エピソード感想
話は変わってアリスギアの話題。先日実装された遊馬勇の絆エピソード「遊馬運送配達日誌」が昨日15時までに全エピソードが配信された。
内容としては、勇お姉さんのお仕事の様子を描きつつ、アリスギア世界の特徴であるシャード間の移動・輸送について掘り下げられていたのが良かったと思う。輸送にかかる時間が現代とほぼ変わらないのは、アリスギア世界の文明レベルの限界だからなのか、あるいは境界福祉法の制約でそうなっているだろうか?
またアリスギア世界でもトラックドライバーが人材不足ということで、リアルの2024年問題も意識して描いているのかと感じた。アリスギア、結構時事ネタにさらっと触れるところがある(特に本編だと国際情勢にも齧っている所がある)ので今回もその一環なのかなあと。
そして本編絡みでは、今回イズモ製のギアを運送していたということで、同社の謎についても少し明らかになった。同社のギアを扱う夜露ちゃんに関連する単語が日本神話に由来するものが多いので何となく察しは付いていたけれど、思っていたよりも神話色が濃かった。そして裸になりながら仕事したりと、違う意味で「ヤバイ」会社なのとも感じた。ただ今回出てきたカナさん自身も内部事情もあまり知らないとの発言があったので、まだブラックボックスな所は多いですね。
また航路から外れた車の無線から声が聞こえてきたとのちょっとホラーめな話も、本編の展開からも「何か」を感じずにはいられなかったり。