見出し画像

【海外サッカー】プレミア優勝争いに動き【24/4/3】

海外サッカーは終盤戦へ。


プレミア リバプール2-1ブライトン

プレミアリーグは残り10試合と終盤戦へ。3月31日、いわゆるランチタイムキックオフで迎えたブライトン戦。同カードではリバプールが勝点を落とすことの多い、いわゆる鬼門カードではあったが、今回のゲームでは2-1と辛勝ながら勝点3を手にした。
アジア人に優しいランチタイムキックオフだったが、残念ながらブライトンの三笘は長期離脱によりベンチ外となっており、日本人対決は幻となっている。

この試合においても、やはり若きサイドバックのブラッドリーが何度もスプリントをかけてチャンスを生み出す大車輪の活躍を見せた。絶対的と言われたTAA&ロバートソンのポジション争いに完全に喰らい付いている。
同じく若手のクアンサーも窮地を救うディフェンスを魅せるなど、優勝争いと若手の育成を両立させたハイブリッドなフットボールを展開している。
遠藤はこの試合もフル出場し、プレッシングや効果的なパスでチームの攻撃を活性化させたが、例によって(?)終盤に義務イエローを貰ってしまう。ゲームに入り切る、活躍できるフェーズには入っているので、次は球際においてフェアに処理できるフェーズに入れれば…と思っている。

得点に目を向けると、この試合ではディアスとサラーの両ウイングがそれぞれ得点。しかしゲーム全体で見るとやや物足りない印象もあった。特に前半のサラーはゲームに入りきれていないというか、集中に欠けるプレーが目立っており、攻撃において足枷となっていた。それでも後半に入って絶好の機会をキチンと決めたあたりは、やはりストライカーであることを実感させたのであった。

他会場に目を向けると、シティとアーセナルの直接対決が0-0のスコアレスドローで終わった。これによりリバプールは首位を維持し、2位アーセナルと勝点差2、3位シティとは勝点差3を付けた。つまりは自力優勝の可能性が復活したが、リバプールは来週にユナイテッド戦、さらに5月にはヴィラ戦やスパーズ戦も控えており、油断はできない。


欧州、サマータイム開始。KO時間にも影響

ヨーロッパ各国では現地時間3月31日よりサマータイムが開始。これにより、日本と欧州主要国との時差は、イギリスやポルトガルは8時間、その他西ヨーロッパ諸国では7時間となる。
サマータイムについては廃止の議論も出ており日本でも一部界隈で注目されていたが、今年においては引き続き実施される形となった。

例えばプレミアリーグでよくある現地時間15時KOの試合は、日本時間0時から23時へと変更となる。現地のランチタイム~夕方KOに関してはアジア人に優しいKO時間になるといえる。
一方で現地時間の夜KOの試合は繰り上がりの影響で午前5時KOの試合がほぼ消滅し、4時以前となる。すなわちアジア人に厳しいスケジュールに変わってしまう。代表的な例として、UEFA主催大会でよく見られる日本時間5時KOの試合(※開催地問わず統一)は4時KOに繰り上がる形となる。

2024年のサマータイムの終了日は現地時間10月27日となっている。またサマータイムの開始日およひ終了日は毎年変わるため、特に現地観戦を検討している方はチェックしておきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?