未知の世界でした 具体展

具体展に行ってきました。1/9まで中之島美術館、国立国際美術館で開催中。

いままで知らなかった、新しい芸術の在り方をみたっていうのが、無知な私の感想です。楽しかった。

そもそも、具体ってなに?っていうところから。行ってもよくわからんかった。というか、わかる人っている?分かるものなん?ってかんじ。

でも、新しいアートを模索する姿、とわたしは解釈しました。
きょう見た作品のほとんどは、タイトルの無い絵ばかり。というか、タイトルなんて必要ないって強さをもった生き物って感じ。

「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示」って、公式の文章には書いてあるね。難しいけど、そう言うことか、って見たら思えた。
みんなが良いって言ってもらえて、高値で売れる絵を作る、じゃなくて誰もやってないことを探して試し続ける姿が見れました。

筆を使うのが絵、とかじゃなくて、たとえばガラス瓶に詰めた絵の具を投げつけて書いた絵とか。非常ベルの音が鳴り響くとか。はちゃめちゃ。

日本ではみんながいい、って思われる絵を描くのが評価されること。海外では、誰もしたことないものを見つけたひとが評価されること。

自分の美的感覚や価値観をはずれたものに挑む。カッコいいもの、じゃなくて嫌なものまで描く、命かける姿勢かっこいい。

すごいひとって、みんな変態。変態って生き物やね。野生。生きてることすごい。
作品が生まれたね〜、生きてるね、すごいね〜ってかんじの作品たちを見せてもらうことができました。

面白がることを大切にすると、可能性は無限ってこと。たのしく生きよう〜

2つの美術館での展示、当たり前やけど体力いった。早めに行くことをおすすめします〜!
勉強させてもらってありがとうございました。
こめつぶ

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