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【俺屍プレイ記#59】戦神 米神紅月伝~人物紹介・若菜世代編~
▼家系図
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▼一族データ
若菜(6代目当主・剣士・氏神名「米神鎮樹」)
【名前の由来】丸美屋まぜこみわかめ・若菜
【得意】迷い猫探し
【愛用武器】竜神刀→継承刀「海老一文字」「若月一文字」
【よく使う術】華厳・石猿
【奥義】真空源太斬・若菜燕返し
【来訪コメント】穏やかそうな男のお子様
【遺言】「覚えときな…どんなクソ野郎にも一度は運が回ってくるもんサ。この俺が言ってんだから間違いねェ。」
【備考】女顔だが口調はかなり男臭い。体風が低いので攻撃をよく回避される。しかし奥義「若菜燕返し」により即座に敵へ報復するさまはとても頼もしい。心水と土が高く真面目。父・壮とは違って男兄弟に恵まれ皆仲良く過ごしている。一個上の姉カライと共に亡くなり共に氏神になった。
クナイ(弓使い)
【名前の由来】桃屋・辛そうで辛くない少し辛いラー油
【口癖】ちょい待ち
【愛用武器】吉備ノ大弓→八雲ノ弓→月光弓
【よく使う術】不動明・牛頭丸
【来訪コメント】エクボのかわいい女のお子様
【遺言】「心配しなくても正義は必ず勝つわよ。時間は、かかるかもしんないけどサ。」
【備考】気が強く愛嬌のある女の子。相翼院の中ボスを壮と二人で倒しにいかされたり心火教育を受け、見事に母・明日香のような殺意マシマシ弓使いへと成長した。奥義と不動明をよく使いたがる。ドカーンとするのが大好き。忘我流水道の七人ミサキに殺されるが「七光の御玉」により無事蘇生。
カライ(薙刀士・氏神名「清乙女米神」)
【名前の由来】桃屋・辛そうで辛くない少し辛いラー油
【口癖】かもね
【愛用武器】中津ノ薙刀
【よく使う術】白波・華厳・雷電
【来訪コメント】少し気性の激しいところが見受けられる。
【元服コメント】面食い
【遺言】「病気がよくなったらまた頑張りますから、今は眠らせてください…」
【備考】母・綱手と同じく気が強い女の子。「綱手鏡返し」を使ってよく敵の攻撃を防いでくれる。技水と風が常に30上がりで術師としても活躍。進言を無視したり留守番させると忠心がすぐ下がるが、晩年では忠心が100のままであった。後に遺言で病気だったことが判明する。6代目当主・若菜の死を見届けてから亡くなり共に氏神となる。
紫音(大筒士)
【名前の由来】丸美屋まぜこみわかめ・しそ昆布
【風評】確信犯
【愛用武器】大砲岡鯨・ツブテ吐き
【来訪コメント】「とにかくよくお食べになります」
【備考】母・クナイと同じように愛嬌があり明るい男の子。一族初の大筒士。雑魚を一掃してくれるため戦勝点稼ぎに大変助かっている。心水が高く回復進言が多い。九尾吊りお紺戦では「甘い誘惑」による眠りに強く抵抗し彼の精神力の強さを見せてくれた。
梅吉(壊し屋)
【名前の由来】丸美屋まぜこみわかめ・梅じそ
【悩み】親知らず
【愛用武器】不動ノ大槌
【よく使う術】血火弾・赤地獄・凰招来・太刀風
【奥義】悶絶梅吉圧
【来訪コメント】「とにかくよくお食べになります」
【元服コメント】火の女神様にご執心
【備考】厳つい見た目と素質バーの心火の高さからオラオラ系に思われがちだが実は心水が一番高い優しい男である。一族初の壊し屋。技火が高いので火の属性武器「不動ノ大槌」との相性が良く、奥義「悶絶梅吉圧」の高威力でボスを仕留めてくれる。術師でもある。
そぼろ(7代目当主・剣士)
【名前の由来】とりそぼろ
【口癖】ご愁傷様
【愛用武器】竜神刀→継承刀「海老一文字」「若月一文字」
【よく使う術】華厳
【備考】風の女神様との交神で出来た子。当主ラインの弱点だった風を克服した剣士界の超新星、エリートである。今後の活躍をお楽しみに。
▼歴代勇姿録(1025年)
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▼6代目当主・若菜の話
![](https://assets.st-note.com/img/1701101825373-wYAwxcGuUC.jpg)
漫画でも描きましたが、ここで若菜君が覚えた奥義を見てみましょう。
「真空源太斬」「若菜燕返し」
お気づきでしょうか……。
完全に薙刀士と同じ戦い方です。
「真空源太斬」は前列全員に攻撃なので薙刀士の通常攻撃と同じ。さらに「若菜燕返し」は多少の違いはあれどもカウンター技として「綱手鏡返し」と同じなんです。
憧れや羨望というには重くて、嫉妬や劣等感というには純粋すぎるというか、どう表現すればいいのか私にはわからないんですけど……。しかし間違いなく、若菜君にとっての強さとは薙刀士である「カライちゃん」でした。
「カライのようになりたい」ではなく「カライの隣に並び立てるくらい強い男になりたい」の気持ちの方が近いのかなーなんて解釈してます。
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実際カライちゃんの強さってどうなん?とプレイヤー目線で答えるならば、母親の綱手姐さんと同じくらいですね。決して弱くはないです。鏡返しにとても助けられたし技力も高い、最強家系青ラインの名は伊達じゃありません。ただ娘のカライちゃんの方が迷宮奥の強い鬼と戦うので、母親のように無双は出来なかったというだけです。
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最強の母親の存在があるので、彼女自身は自分のことを強いとは思っていないでしょう。むしろ「自力で奥義を二つ覚えて」「一族唯一の石猿使い」の若菜君の方が凄いと感じていたのではないでしょうか。「親を越えられなかった」ことがカライちゃんのコンプレックスだったかもしれませんね。
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6代目当主若菜君はスロースターターでした。
お父さんの壮君は薬を使用してようやく体風を400まで上げたって言うのに彼は自力で500を越したんですよ。この凄まじい努力には涙が止まらない。燕返しの発動率が年齢を重ねるごとに良くなってるのを感じました。
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ただ周りが強すぎた故に、努力を重ねてもその差が縮まることはありません。カライちゃんほぼ700、紫音君と梅吉君は800台と当主以外は体風がとても高い。
プレイヤーが風を疎かにしてしまったばかりにうまく実力が発揮できなかった若菜君。素質はあるのに才能がありませんでした。実はカライちゃんよりも素質点3000点ほど高いんです。(若菜:14357点、カライ:11686点)敏速さえ高ければ、燕返し使いの最強当主として名を馳せた可能性もありました。
技土は高いし術師として活躍すればいいんですけど、剣士の奥義を自力で二つも覚えたってことは刀で戦いたかったのでしょうね。
結局花開くこともなく、青くて未熟な状態で必死に足掻きながら戦い抜いた子でした。
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何度喧嘩しても、すれ違っても、目を合わせなくても、進む方向は最初からずっと同じ二人でした。
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