見出し画像

【オーストラリア滞在記】2日目、キュランダ高原列車でワクワクが止まらない

世界の車窓からです。
そう、これが噂の。昔から夢見たあの車窓からです。

ケアンズに滞在すると決めてから、どうせならケアンズの観光したいなあと調べて出てきたここからの写真。
ツアーだとかは行く前にひとしきり調べ倒す結果1人では行かないことが多いのですが、ここは何も思考を挟むことなく予約していました。
海外渡航の不安<<キュランダ高原列車楽しみ
の気持ちが大きく、この日のために初日の夜は寝れたんです。
やっぱり森大好き。

朝はホテル目の前でピックアップしてくれたのでとても楽。台湾、香港、韓国で利用しまくったKKdayのアプリで予約したのですが、どうやら現地会社はいくつかの予約会社から請け負っているみたいでした。いろんなホテルでピックアップしていたし、乗る際に名前を確認、いない場合はどこかに電話して、予約者がくるか確認しているようでした。
口コミでピックアップ時に置いて行かれた等見つけたけれど、どういう状況だったのかな?という具合に全員乗っているか確認していました。

前と違って思うのは、オーストラリアの英語意外と聞き取りやすい。アナウンスなんかも。とても流暢とは言えない私の英語力だけれど、カナダの時ほど、ううん?とはならないかも。そして話すスピードがのんびりな気がする。これは人によりけりかもだけど。誰とでも普通にのんびり会話する感じ。

ケアンズ、日本人多かった。栄えている街だし住みやすいのかもしれないけど、キュランダのアナウンスや標識に日本語表記もあるのに驚いた。
ツアーは初めにスカイレールという名のゴンドラを経由して、途中途中レインフォレストを散策しながら最後にキュランダ高原列車で帰るというコース。
森を上から見るよりも中を歩きたい、見たい派だったので正直なところスカイレールは興味なかったのだけど、実際は圧巻。自然すごい。上から見るからこそ、日本との大きさや種類の違いがわかる。

スカイレールからみたバロン川
ワニがいるらしい
もしかしたらワニかも?な水面の動きを見た。
アバターのモデルになったという景色
まさにこの木の麓に知らない種が生きていそう
植物の形がまず日本と違う、上から見ていてとても楽しい

ゴンドラは複数人で乗ってくださいとポスターがあったのだけど、そんなに混んでいなかったということもあり1人で乗せてくれました。
途中2つの駅で降りられて、レインフォレストの中10分程度の道を歩けます。

ムッとした熱気が熱帯雨林にいるワクワクを助長させる
道は段差がなく舗装されているのでサンダルでも歩きやすい
大体長くて10分の道
ジュラシックパークやアバターの世界に入ったよう
何か巨大な生き物が出てきそう…

途中途中にアプリと連動したCG映像もあるので1人でずっと楽しかった。
ゴンドラの中でもアプリをダウンロードすれば日本語で説明を聴けます。草木の固有名詞が分からなかったのでどれのことだ?って思うこともあったけど、木にあいている穴には鳥が住んでいることや、木同士でもいろんな方法で会話していたり、他の木に助けてもらいながら生きている植物など、知らないことを知れたことが、自然好きの私としてはとても楽しい。

ゴンドラをいくつか乗り継いでたどり着いた場所は小さな街。
昔は金や鉱物を取るための場所だったそうだけど、今では美しい景観が多いことから観光地となっているそう。なのでお店はお土産屋さんばかり。
民族系の雑貨や海外ならではのものが好きな人はずっといても楽しいと思う。

手前のブーメランのようなものが特有の民芸品だそう。いろんなお店に売っていて、大きさもいろいろ。欲しかったけど、意外と重さがあったのでやめた。
お昼ご飯に寄ったタイ料理のお店。外のテラス席のみ。でも開放的でとてつもなく気持ちがいい。
チキンのトムヤムスープにタイ米のセット。
日本と変わらず(言い方は変だけど)、やはり美味しいタイ料理。間違いない。
値段は休日料金とのことで(行ったのは平日だったけどイースターかな?)10%プラスで$19くらいでした。
ふらりと入ったかわいいチョコレート屋さん。
どこの国の人も動物のうんP好きなんだなあと思いつつ、自分も購入。
もちろんここにきてちょっと不気味ながらも動きの可愛いCASSOWARYのを。
左側のカウンターで店主らしきおじさんがチョコを作っていたよ。
覗くとニコニコしながらいろいろ教えてくれました。多分子供と間違われた…。
この板チョコが本当にいろんな味があって、ケアンズにもう少し滞在できれば全部制覇したいくらい魅力的で見た目も可愛いものばかりだった。
チョコレートは欧米に比べると日本に近い味なので、チョコ食べたいモードになると無心で食べ続けられるやつ…。

メインイベントのキュランダ高原列車の発車時刻は私のプランでは14時と15時半、私は14時の予約を取っていて、スカイレールで街に到着したのは12時ちょっと前。レインフォレストでそこそこフラフラしたと思っていたのですがなかなか時間が余りました。
なので、もう少し街を散策。なんとなく本を持ってきていたので、どこかカフェで時間潰せないかなーと探したのですが、のんびりするカフェというよりもやはり観光地、ちょっと休憩する場所というような雰囲気。
でも歩き回ったおかげで、もっと面白い場所も見つけました。

ちょっと怪しかったマーケット。
ここがメインエントランスなのかな?私は絶対入っては行けなさそうな(連れ去られそうな)路地から入りました。
どこか不思議の地に迷い込んだ感じの場所です。ここでは日本人たくさん見かけました。
まさに千と千尋のような世界。
上のマーケットの中ではないですが、列車の駅に戻る途中で見つけました。
日本語と書かれていたので迷わず…。やっとブラックのアイスコーヒーにありつけた…。
このコーヒーショップのお隣も日本料理屋さん。日本人本当に多いです。

さて、そろそろ列車の時間に近づいてきたので駅へ戻ります。

駅はもう可愛いの一言。
ディズニーランドにあるジャングルクルーズやウエスタンリバー鉄道のような雰囲気。
植物が本当に美しくて、どこを切り取っても絵になる雰囲気です。
中はこんな感じ。普通席を予約しましたが、全く疲れないクッション性のベンチ。
向かい合わせの席に最大で6人座ります。
私は窓際にしてもらえたので気持ちよく風に当たりながら過ごせました。
同じ席に乗り合わせた子連れの家族はとても穏やかで、またもや私は彼らに子供か学生だと思われた様子。子供向けの冊子やらをニコニコしながらもらいました。
ちなみに車内アナウンスしていた方も日本の方で、なんだかここは安心地帯。
途中滝を見るために停まってくれます。
上から見る¥列車もかわいい。
滝、水量ちょっと少なめとのこと。
最後はこの待ちに待った景色を見て…。
思わずうわぁと口から音が漏れてしまうくらいの景色。
ここのカーブはゆっくりゆっくり走ります。
渡り切った先でここが橋だったことに気づく。
あんな高く細い鉄橋の上にいたのかと、少し内臓がフワッとする感じ。

列車に乗っているのは大体2時間半くらいでしょうか。最後はケアンズセントラル駅に停車してくれるのと、離れたホテルへはまたバスで送り届けてくれるので一日使うとはいえかなり良いアクティビティになった。
もちろん、高原列車での往復も可能です。公式HPからの予約がその場合は最安値になるかとは思いますが、スカイレールで上から熱帯雨林を見るのもまた一興。というかかなりの興奮ものでした。

列車移動では熱帯雨林以外にも最寄り駅までの道すがらはオーストラリア郊外の景色を楽しめます。日本とは桁違いの大きさの家や野生のカンガルーなんかも。
車は大体トヨタでした。

見つけてしまった、と思ったやつ。

ケアンズに来て、海は当たり前のこと綺麗だけど、やはり私は森や木々が好きなようだ。
大満足のキュランダツアーでした。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。サポートのお気持ちはこの雄大な自然で生き残るために、カンガルーと共存するために使わせていただきます。