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【虹ヶ咲1stライブ】μ's→Aqoursとライブに参加し続け、今回初めて虹ヶ咲に触れて感じたこと

今回はいつもの記録記事とは異なり、虹ヶ咲とは何なのかをライブに参加して感じたことを個人的な視点から書いてみたいと思います。

1.虹ヶ咲発足時に感じたこと

 まず初めに私自身の経歴と虹ヶ咲について当初抱いていた気持ちを正直に書きたいと思います。
 経歴ですがμ'sについては5thライブが本格的に追い始め、Aqoursについてはライブを観てから追うかどうかを決めようと思っていました。
1stライブまでにお渡し会やリリースイベントなどはありましたが、今回からは追うならライブのみ追おうと決めていたのでスルーで1stまで来ました。(リリイベのライブに関しては落選したのもありますが)
そしてその1stに運良く現地で参加できることになったので、ライブを観てMCなどは少しぎこちないと感じながらも内容については素晴らしく"ラブライブ!"を感じることが出来たのでこれからも追おうと決めました。
 そして虹ヶ咲についての当初の印象ですが、"投票"によって選ばれたメンバーから作られた"グループ"でAqoursが一区切りついた後の延命措置としてライブもしてアニメ化もするのだろうと思っていました。(この記事を書いている間にアニメ化が発表されました)
延命措置という言葉が適切がどうかは分かりませんが、ラブライブ!サンシャイン‼が発表された際にも同じように思われていて私自身も当初はそう思っていました。(今ではその延命措置のおかげでラブライブ!フェスでまたμ'sのライブが観られる(かどうかは分かりませんが)ので、様様といったところですが……)
 中の人についてもAqoursについてはほぼ無名を集めたのに対して、虹ヶ咲についてはあまり知られていない人(私が知らないだけということもありますが)も居ながらもi☆Risのメンバーである久保田未夢さんや新進気鋭の楠木ともりさん、鬼頭明里さんなどある程度知名度があるところから集めてきているため、今までのラブライブ!シリーズとは違った印象をかなり受けました。
なので、特に追おうと思うこともなくAqoursからラブライブを知って物足りないと思っている人や他作品で中の人を知った人、とりあえず盛り上がってるコンテンツに乗っかっていればいい人が追えばいいコンテンツと思い、私自身はライブもその他イベントや番組も興味がありませんでした。

2.虹ヶ咲発足~1stライブまでに感じたこと

 定期的に行われている人気投票などは最初の内はとりあえず好きそうなキャラに投票しておくかという感じで目に付いた時に投票していましたが、それも追ってないのになんで投票するのという思いから投票しなくなっていきました。
 スクスタがリリースされμ's、Aqours目的でプレイしていましたが虹ヶ咲については嫌でも目に入るので(嫌ではないですが)ある程度はメンバーについて知ることが出来、そのスクスタで虹ヶ咲1stライブの先行応募をしていたいので、どうせ当たらないと思うけど一応応募しておくかという軽い気持ちで応募しました。
 正直なところ、応募してからも虹ヶ咲については全くと言っていいほど興味がありませんでした。(応募しているところをみると内心は少し展開が気になると思っていたのではないかと今になっては思います)
アニサマ出演も"ラブライブ!"としてではなく一つの"グループ"として聞いたのみで良い曲だとは思いつつも動かされる感情はありませんでした。
アプリ先行で当選してからもこんな状態の私が大切な一枠を奪ってしまったという思いもありましたし、またアプリ先行で当選するぐらいコンテンツとしての勢いが無いのかとも思っていました。
 せっかくライブに参加できる権利を得られたので興味が無いと、ある意味敵対心を抱いたままではいけないと思ったのでとりあえず直前になりながらも曲を聴いて予習してから行くことにしました。

3.虹ヶ咲1stライブ(DAY1)当日

※DAY2は参加していないのでライブ全体の内容と矛盾したことを言っていることがあります。
 そして、ライブ当日になった朝にもアプリ先行の時点で事前通販は終わっていたので当日物販で買えれば良いと思いながら開場の時間に着くように家を出ました。
物販に関しては予想に反して売り切れが早く、買おうと思っていた物は一つも買えませんでした。
勢いのあるコンテンツと運営が思わせたいだけなのか、それとも本当に勢いがあるのかは分かりませんが、事後通販もあるのだからもっと在庫用意しておけばいいのにと思いました。
 会場内に入り、おそらくアプリ先行当選者が集まっていると思われるスタンド4階席後方ブロックに着席した際にも周りには公式ペンライトやTシャツを装備している人はいるもののそこまでガチな人は見られず、会場周辺でも見られたμ'sやAqoursのグッズを付けている人が多い印象でした。(かという私自身は何一つ関連グッズを身に着けていないのですが……)
 開演となりTOKIMEKI Runnersから始まり、MC・幕間映像を挟んで各ソロ曲となりました。上原歩夢役の大西亜玖璃さんがトップバッターでしたが2曲目の後半では感極まって泣きながらの歌唱となりました。さすがの私も人が泣きながら歌っている姿に感情が揺さぶられない訳もなく、ウルっと来てしまいました。3人ずつMCを挟みながら曲を披露していき、曲調もありますがやはり久保田未夢さんや楠木ともりさんは歌唱力が素晴らしく圧倒されました。(詳しいレポートは誰かが書いていると思うのでそちらで)

4.虹ヶ咲というコンテンツから感じられること

 前置きが非常に長くなりましたがここからが記事の本題と言っても過言ではありません。
Love U my friendsも披露されアンコールとなり、幕間映像の流れで誰がアンコールで歌うのかという場面になり、まさかの会場内のペンライトで一人を選ぶということに。
とは言うものの、どうせ決められませんでしたとなり、TOKIMEKI Runnersをみんなで披露するのだろうと思っていたのですが、楠木ともりさんが一人でステージに現れました。
会場も盛り上がっていいのかどうか微妙な雰囲気になっていたと思います。私もまだここから全員呼んで歌うのだろうと思っていました。しかし、楠木ともりさんからCHASE!という言葉を聞いて本当に"一人を選んだ"んだと思いました。
その後、全員でTOKIMEKI Runnersを歌い、最後の挨拶になりました。今回が初めての大舞台となった方はそれぞれの想いを語られました。
また、主に"あなた"という言葉を使っていました。(話の流れからみんなを使っていた場面もありましたが)
もちろんスクスタではあなた(私)と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の視点で物語が進んで行くので合っているのですが、あなたという言葉から一対一が想像出来ます。
 ここでラブライブ!シリーズをもう一度振り返ってみると、μ'sやAqoursは"グループ"としてテーマである「みんなで叶える物語(School Idol Project)」を全うしてきました。しかし、虹ヶ咲のテーマは「あなたと叶える新しい物語」となっています。
"新しい"という言葉が追加されたことで今までのラブライブ!とは違ったコンテンツなのだという想いが伝わってきます。
"みんな"に対して"あなた"となっていることからもみんながみんな喜べないかもしれないけれど、あなたと私(各キャラ)の想いを全力で叶えていきたいということが読み取れます。

5.最後に

 これらのことから虹ヶ咲はスクールアイドル同好会として一つの集まりで切磋琢磨しながらも想いはそれぞれ異なっていて、それぞれの夢を応援してくれる"あなた"と叶えたいという趣旨であるからこそ、人気投票を今までのラブライブ!シリーズとは比にならないぐらいの頻度で行っているのだと思います。
私も含め今までのラブライブ!シリーズを応援してきた人から見れば、あまり投票などで一番を決めるようなことはして欲しくないと考える人が多いですが、広く知られて欲しいという運営的側面から投票企画を行うことがほとんどだと思います。
虹ヶ咲はそこをコンテンツとしても取り込んでしまい、競争を通して成長していくスクールアイドルを楽しんで欲しいという想いがあるのだと思います。
下記のラブライブ!運営のツイートに「ニジガク"メンバー"9人」とあることからも虹ヶ咲が個々を強調していることが見えるかと思います。


 これらはあくまでも私個人の見解であり実際がどうなのかは分かりませんし、ただの延命措置である可能性もあります。
ただしラブライブ!というコンテンツをここまで大規模にしてきた運営が反感が出るような浅はかな考えで行っているとも考えにくいので、このような視点があるということも頭の隅に置きながら楽しむのも一興だと思います。
 初めは全く興味が無かった私自身も深く虹ヶ咲に関わっていくことは無いかと思いますが、機会があればライブに参加したりアニメを観た感想を言ったりする程度はしていきたいと思うようになりました。
ちなみに私の虹ヶ咲推しキャラはエマ・ヴェルデ(CV.指出 毬亜)です。
声繋ごうよは名曲だしライブで子供たちと踊る演出も良かったです。

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