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リアルタイム パラレルワールド2

この、変な事象については、よく母と話す。

ねえ、ねえ、また、変な話をしてもいい?

で、始まるのだが、


今回は、やっぱり、男女平等ではないという世界に来てしまったこと。

私は、ただ、イライラするだけだけど、男女平等ではない世界の女性たちがあまりにも可哀想で、なんとかならないものなのだろうか、って思っていた。

でも、母は、

「男女平等ではない世界の人は、その世界しか知らないのだから、きっといきなり男女平等な世界に来たら、逆に戸惑ってしまうから、どんなに不自由でも、生まれながらの世界にいることが一番の幸せなのよ」

という。

そうかもしれない。

私だって、どんなに酷い世界でも、前の世界に戻りたい。


「ブログ書いたり、SNSで変な現象のこと書くと、システムの方で削除されちゃうんだよ。
そんな、政治的なこととか、誹謗中傷とか差別的なことも書いていないのに、オーストラリアの位置が違うっていうのも、なんだかよくないみたい」

母は真面目顔で言った。

「あまり、変なこと、他人に話さない方がいいわよ。
もしかしたら、その現象は、何か秘密が隠されているかもしれないし、何か大きな組織が関わっているのかもしれないわよ。
あなたが居なくなったら困るもの。
今の世の中、どんなことが起こるかわからないもの。言動どんな情報機関が関わっているかもわからないんだから、変な言動は止めなさい。
あなたが行方不明になったら、嫌だわ。
きっと拉致されても、警察だって動いてくれないわよ」

「そんな拉致されるほど怪しいこと書いてないよ」

と笑ってしまったけど、母は真剣である。

かなりやばいことを書いているのかもしれない。

何が、なんで、誰に対してやばいのか、全然わからないけど。


とにかく、そういう怪しい組織の人の仕業だったら、その怪しい組織の人に言いたい。

一刻も早く、元の世界に戻してください。

もうこんな世界にいたくない。

もし、怪しい組織の人が見ていたら、よろしくお願いします。

元に戻ることが、一番の願いです。

本当に。


ちなみにうちの母は、無類のサスペンス、探偵もの大好き人間です。


成功への確信を持ち、私の自費出版プロジェクトにご支援をお願いします。 皆さまのサポートが成功への鍵です。 心より感謝申し上げます。