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港の人連載「まばたきする余白」第4回「北鎌倉」

港の人連載「まばたきする余白 ー卓上の詩とわたし」、第4回が更新されました。

今回は北村太郎「北鎌倉」を取りあげました。

北村さんが亡くなる年に書かれた作品です。
一見穏やかな波間に、泡立つあの白波は鋭い刃先の光だったのか、というような詩です。
死の影は色濃いですが、それは言葉の力によって、可能なかぎり薄くなっている。

北村さんの言葉と、わたし自身の北鎌倉の記憶を重ねたときに見えたのは、最果てのような景色でした。

今年2022年は、北村太郎さんの生誕100年、没後30年にあたるそうです。
秋のご命日のころに、もしかするとイベント的なものがあるかもしれないとのことで、北村さんの詩をとりあげるのは、一旦この回で終わりにし、また秋口にとりあげたいと思います。

次回…誰にしようかしら、まだ何も決まっておりません。

ひとまずは、こちらの「北鎌倉」をお読みいただけたらうれしいです。

https://twitter.com/minatonohito/status/1504713562555809792?t=ez44Wy93VEUlIlHhygzy4A&s=19

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