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「港の人」で連載がはじまりました

新連載がはじまりました。

これまでも冊子などに原稿を書かせていただいた、出版社「港の人」のホームページで、隔月くらいのペースで、詩についての連載をします。

連載タイトルは、
「まばたきする余白 ー卓上の詩とわたし」

第1回は、
北村太郎「夏の中心」という詩をあげました。

連載のご依頼をいただいた際に、自分は詩という言葉の成りたちが好きなだけの一読者に過ぎず、詩を研究したこともなければ、体系だてて読んだこともない、
なので、詩論はとうてい書けないし、自分にひきつけて書くエッセイのかたちしか、方法はおそらくない、

そのうえで、これまでの原稿でもうっすらと感じていた懸念として、

「私語り」のために詩作品を利用していると思われること、
また、気づかぬうちに自分の原稿がそうなってしまうことは、注意深く避けたい、と申しあげました。
これまでの原稿で、そのような傾向がなかったかどうか、という確認もふくめて。

そのことを理解してくださり、それでも詩の入口として文章を書いてみてほしいとおっしゃっていただいたので、お引き受けしました。

「あさひてらす」のエッセイも終わったわけではなく、そろそろ再開するつもりなのですが、わたしの怠慢のためになかなか着手することができず、申し訳なく思っています。
隔月連載とすることで、なんとか日常生活とのバランスをとりつつ、無理なく続けていければと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.minatonohito.jp/mabataki/2471/

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