小説丸にて、木村紅美さん『あなたに安全な人』を紹介しました

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
昨年末からこちらの情報をまったく更新しておりませんでした。
いくつか書いたものが、媒体に発表されておりますので、順番につらつらとお知らせしていきます。

小学館さまのサイト「小説丸」にて、隔月担当中の書店員コラム、「週末は書店に行こう！目利き書店員のブックガイド」が更新されております。

２回目の今回は、木村紅美さんの『あなたに安全な人』（河出書房新社）を取り上げました。

木村紅美さんの作品で書評を書くのは、2007年か2008年の図書新聞以来なのですが…

木村さんの作品て、わたしにとってはこれまでの書評で取りあげた作家さんで、一、二を争う難しさなんです…

難解というわけではなく…
なんというか、書評を書こうとするとわかるのですが、テーマや引用でまとめられるのを、悉く拒まれるのです。それは描写の緻密さ、美しさなど随所に表れていて、論じようとするそばから論じるのを認めてくれないというか…

それだけ、作品そのものに魅力があるのです。未読の方は是非読んでみてください。

↓木村さんがツイートしてくださいました。
https://twitter.com/waremokouko1/status/1456523894634921987?t=OHOKfssCx6AM7BitJxtDJA&s=19