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「貴方も窓を開けて」バルコニーからはじまる、新しい一歩。

バンコクに来て2ヶ月が経ちました。
とはいえ、9月下旬から10月上旬まで、ホテルで2週間の隔離生活を送っていたので、バンコクでの生活を本格的にスタートしてからは1ヶ月ちょっと。お陰様で生活リズムも整ってきました。

文化・慣習の違い、言葉の壁など、その間も目まぐるしく色々なことがあって、その度に書きたいことがどんどん溜まり、書かなきゃ書かなきゃという焦りの中、でも時系列で「ちゃんと」書きたい…とモヤモヤしていたのですが、、、


もう、そんなのやーめた!

書きたい時に、心が動いた時に、身体が動いた時に書こう。

そう決めました。

時間が経っても、記憶に残るものは、
きっといつでも書ける。
もし、書けないようなことなら、それは自分にとってそれほど心動かされるものではなかった、ということ。だから、いいのだ。


ということで、きのう心動かされて、身体が動いたおはなしをひとつ。




日本バルコニスト協会の設立セミナーに参加しました。


昨日、日本バルコニスト協会の設立記念オンラインセミナーにバンコクから参加しました。

「貴方も窓を開けて」をモットーにかかげ、
産声を上げたバルコニスト協会。


そこには、バルコニーの窓だけでは無く、
貴方の心の窓も開放して、という願いが込められています。
その一歩が、バルコニーを開けて外へ出てみるということ。協会が生まれたきっかけは、ほかでもなく世界を襲った、新型コロナという未曾有の危機でした。


協会の立ち上げをされたのは、姉のように慕っている山本 牧子さん。ミーティングプランナーのお仕事をされていて日本のMICEといえば、という存在の方です。牧子さんとは、プライベートでもたまにごはんを食べたりお茶をしたりする仲。
実際に、協会立ち上げのベース基地ともなった牧子さんの自宅「バルコニスト・マッキー」にもお呼ばれしたことも。
アヒージョにたこ焼き…、夜風を浴びながらいただくワインとおしゃべり。愉しすぎて思い出すだけで今でもニヤけます。

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緊急事態宣言が出され、外に出ること、人に会うことも制限され、世界中が不安に包まれたとき。
ふと、バルコニーにでたことで、心が解放されたと牧子さんは言います。


たしかに、バルコニーや縁側、お庭。
家と外をつなぐその空間は、家だけど家じゃ無い、外だけど外じゃ無い、なんとも言えない安心感と解放感が入り混じる場所。
キャンプにも似た、でもまた非なるもの。

そこではいつものルーティンもちょっと特別に感じられたり、見えたりしてくる。


セミナーでは、そんな大好きな牧子さんをはじめ
素敵にバルコニーを活用されている方々の事例紹介やバルコニーでいただく簡単なのにおしゃれなメニューを有名シェフによる実演で紹介するなど、とてもワクワクする内容でした。
(素敵メニューのレシピは、協会ホームページにも掲載されているので、ぜひご覧ください…!)

事例のなかでは、ナイトタイムエコノミーにつながる「夜の果樹園(福島県)」の取り組み紹介もあり、観光のしごとにも繋がれて、とてもうれしかったです。


牧子さんとは、「タイに行ったら広いバルコニーを活用して、私もバルコニストになる…!」と約束をしていたのに、昨日まで何にもできてませんでした。チーーーン…。このままでは嘘つきになってしまう。
昨日のセミナーで聞いた
人間は、72時間経っても着手できないことは、ずっとできない。手付かずになる」の言葉を反芻しながら、私も手と身体を動かしてみました!



私も、ついにバルコニストデビュー!



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(牧子さん、どうですか?どうですか?)

途中で足が疲れてオットマン代わりに、小さなスツールも持ってきた。これがまた良き。楽チン。

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ここはリビングに面した西側のバルコニー。
我が家には、もうひとつ、ここよりも大きなバルコニーが寝室側にあるのですが、南側とあって、なんせ日差しが強い…!お天道さんが近い!
なので、乾きも良いためお洗濯物をそちらに干しているので、まずはこちらのバルコニーから手をつけてみました。


やってみて感じたこと。


いい…!とにかくいい!
もっと早くやっておけば良かった!


です。
なんか、せっかくだから新しい家具買ってきてお気に入りの空間を創り上げたいとか、気合いだけが空回りしてたけど、家にあるものだけで充分でした。まずは、スモールスタート。なんかやってみる。ビジネスにも通じることだけど、これ大事。

外のおしゃれなカフェもいいけれど、
ここでいただくお茶も、とても美味しい。
そして、立って眺める景色とこうして椅子にゆったり腰掛けて眺める景色、感じる風はまた違うのだなぁという新しい発見がありました。

でもって、ここから眺めるリビングも、
なかなかいいんでないかい?とかおもったり。
むふ。 
そう、椅子はダイニングから一脚持っていっただけ。

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リセットできる場所が、できた。


外に出かけてリフレッシュするのも楽しいし大事だけれど、そこまで気持ちが向かないことや、お天気が悪くて出掛けられないことも。


そんな時でも、家の窓をパッと開けるだけで、
こんなにリセットできる空間が、すぐ目の前にある。
窓を開けるだけでもいい、外と優しくゆるりとつながってみる、風をとりこんでみる。
家にも、心にも風が通っていきます。

…というようなことを、バルコニーでのんびりゆったり腰掛けながら、これを書いているのだけれど、あら不思議!
あんなにモヤモヤして、書けなかったバンコクで最初のnoteが書けちゃった。バルコニー、ありがとう。

おかげで頭もスッキリして、やりたいことがもくもくしてきた。いいぞ、いいぞ。

さて。とりあえず、シャンパンかスパークリングワインでも買いにいこうか。
きっと西陽を愛でながらいただくお酒は、美味しいに違いない。