大東文化大学のエントリーメンバー

既にメンバーは発表されているのでここでは各選手をクローズアップしていきます。

エントリーメンバー

菊地駿介④(仙台育英高)

菊地駿介

自己ベスト 5000m 14:02.68 10000m 28:55.56  ハーフ 1:02:28

今季は10000mで自身初の28分台を記録するなど好調な菊池選手。全日本大学駅伝ではアンカーを任され18年ぶりのシード権獲得に貢献しました。夏の山形・蔵王防平合宿の練習では昨年より大幅にタイムを縮めたということもあり、前回も任された5区での出走が濃厚です。「のび太とジャイアンの追いかけっこ」が一部で話題となりましたが、今回は区間上位で"山の大東"の復活を印象付けてくれると信じています。

久保田徹④(聖望学園高)

久保田徹

自己ベスト ①5000m 13:43.40 10000m 28:09.93  ハーフ 1:02:23

ライトグリーンの不動のエース。下級生時からチームを引っ張ってきたその力が最終学年になりスパークします。関東インカレ(5000m)で13位に食い込むと、箱根駅伝予選会では個人16位の自己ベストでトップ通過に大きく貢献します。そして先の日体大記録会で10000mの大学記録を更新! 自身も希望する2区での奮闘に注目したいところです。なお自他ともに認めるいのりまち町民。

佐竹勇樹④(比叡山高)

佐竹勇樹

5000m 13:59.46 10000m 28:34.32   ハーフ 1:03:20

サンショーのスペシャリストで、昨シーズンは関カレ2部優勝、今シーズンは1部で4位に食い込んだ他、昨年の日本選手権で9位の成績を残しています。前回の箱根では6区6位と下りの適正の高さを見せました。今季は全日本1区5位でスターターの役目を果たし、10000mも大幅な自己ベスト更新を達成しました。因みに比叡山高の同期にはワールドシティゲームス女子ハーフマラソン金メダリストの北川星瑠選手(大阪芸大)がいます(全日本も佐竹選手の応援に来てました)

大谷章紘③(水城高)

大谷章紘

5000m 13:59.38    10000m 28:49.42    ハーフ 1:03:20

今季準エース格にまで成長を遂げた選手。単独走での安定感ならチーム内でも右に出る者はいません。その成長ぶりは全日本選考会で各チームのエース級が集まる4組への起用に表れています。全日本では主要区間の7区を区間8位と力走しシード権奪還に大きく貢献しました。現時点では本人も希望する再度の9区出走が濃厚で、出走となれば区間5位以内が一つのターゲットになるでしょう。

小田恭平③(水戸葵陵高)

小田恭平

5000m 14:11.05    10000m 28:30.06    ハーフ 1:03:35

ここまで駅伝には未出走ですが、全日本選考会に二度、今年の関カレ(10000m)に出場経験があります。今季10000mのベストを28分台にまで乗せ、各種レースでも高い安定感が見られるようになってきた選手です。元々チーム内でも「誰よりも練習する(真名子監督談)」ほどの熱心さでここまで伸びてきました。チーム屈指のアニオタとして知られていますが、なんとおひさま(日向坂46のファン。齊藤京子推しだそうです)であるとの情報も笑

佐々木真人③(大東大一高)

佐々木真人

5000m 14:12.43    10000m 29:25.33    ハーフ 1:03:12

"大東文化"の申し子がついに箱根路に参戦なるか? 前回は8区にエントリーされたものの当日変更。今季5000mの自己ベストを10秒以上更新し、全日本には出走こそならなかったもののエントリー入りを果たします。そして上尾ハーフで1:03:12と力走し(しかも初ハーフ)無事にエントリー入り。出走に向けては激しいメンバー選考の俎上にいるのが現状ですが出走なるか? 因みに寿司を37貫食べたこともあるというチーム屈指の大食漢。

西川千青③(九国大付高)

西川千青

5000m 13:54.31    10000m 28:25.33    ハーフ 1:02:19

チーム待望のエースが遅れてやってきました。前回は10区にエントリーされながら当日変更の憂き目にあいましたが、その悔しさをバネにブレイク!
関カレ(5000m)で入賞目前の9位と健闘すると、網走では10000mで28:25.33の大東記録(当時)を樹立! 箱根予選会でもチームトップの15位とその力を見せ、全日本では2区に出走しました。なおレース時の声掛けは「西川!」ではなく名前の「千青(ちお)!」でお願いします。

西代雄豪③(桶川高)

西代雄豪


5000m 14:09.00    10000m 29:14.27     ハーフ 1:03:36

高校時代の5000m持ちタイムは15’38という無印からの大躍進を遂げた選手です。今季は5000m~ハーフの各種目で自己ベストを更新し続け、全日本では5区6位の力走でチームのシード権獲得に大きく貢献! 主力としてすっかり定着した感があります。風の噂ではチーム一のファッショニスタだとか。個人的に特別号でそのオシャレぶりを取り上げられるその日を夢見ています。

ピータ―・ワンジル③(仙台育英高)

ピータ―・ワンジル


5000m 13:31.97    10000m 28:25.20     ハーフ 1:02:00

チームの大黒柱でもある外国人選手。実業団(コモディイイダ)から入学した苦労人でもあります。レースごとに出来不出来が激しいのが現在進行形の課題でもありますが、全日本では6区2位と箱根予選会の棄権が嘘かのような快走。上尾ハーフでは1:02:00の大東記録を打ち立てています。真名子監督が就任してからも「先生」と師への敬愛の気持ちを持ち続けるピーター選手。その心意気を箱根路でのリベンジにつなげてほしいところです。

赤星龍舞②(埼玉栄高)

赤星龍舞

5000m 14:21.05    10000m 29:26.71     ハーフ 1:04:34

夏合宿の成果を秋の大躍進につなげています。昨シーズン終了時のベストは5000m14:48.37・10000m31:15.81でしたが各種記録会で上記の自己ベストまで縮めてきました。加えて慣れ親しんだ上尾ハーフ(上尾市出身)でのアピールが効いてメンバー入りを果たしました。ライトグリーン随一のスマイル王子。壮行会を取り上げた記事をぜひご覧ください。名前は「とおま」と呼びます。

入濵輝大②(瓊浦高)

入濵輝大


5000m 14 : 03 . 48     10000m 28:13.80     ハーフ 1:03:10

2年生ながらライトグリーンの準エース格。5000mで関カレ(14位)を経験すると、網走で10000mのベストを28:38.89まで更新します。全日本では4区8位の力走でチームを勢いづけました。先日の日体大でも10000mのベストを28:13.80(大東歴代2位)まで大幅に更新し地力の高さをアピール。「きだい」ではなく「きひろ」と呼ぶのでこの機会にぜひ名前を覚えてください。

照井海翔②(一関学院高)

照井海翔


①5000m 14:15.67    10000m 29:39.97     ハーフ 1:04:50

昨シーズンまでは主要大会への出場はなかったものの、今季は箱根予選会・全日本にエントリーされるまでに成長を遂げた選手です。5000mのベストは昨シーズンから15秒前後短縮。そして10000mでも29分台、上尾ハーフでも1:04.50と長い距離への対応は目覚ましいものがあります。古き良き大東大の"泥臭さ"を最も体現している選手というのが私見。

松本雄大②(草津東高)

松本雄大


①5000m 14:20.23    10000m 29:36.82     ハーフ 1:04:56

チーム一の"出世魚"とも言える選手です。今季は月に1回のペースで記録会(対校戦のOP参加を含む)に出場し続け次々とベストを打ち出しています。特に昨シーズンのベストが33:08.79だった10000mは3分半以上も短縮とその伸び率は他チームでも類がないほど。出走の可能性に目を向けると来年以降が現実的ですが、ここでのエントリー入りが大きなステップアップになると確信しています。

藤原幹大①(東海大札幌高)

藤原幹大


①5000m 14:10.38    10000m 29:26.97     ハーフ 1:05:41

東海大札幌高時代に高校駅伝北海道大会で4区区間賞を獲得している選手。入学時から5000mのベストを30秒以上更新、10000mでも29分台をマークするなど、駅伝経験者である上級生にも見劣りしないタイムを持っています。一方でハーフに関してはまだ短縮の余地があるので来年以降への期待というのが正直なところですが、ロードへの適性が未知数な頼もしいルーキーだと思っています。

宮倉騎士①(遊学館高)

宮倉騎士


①5000m 14:09.42    10000m 29:25.74     ハーフ 1:04:33

今年のルーキーの中では駅伝の経験値が最も高いと言える選手。都大路(1区)、都道府県(5区)をそれぞれ経験しています。入学後に5000m・10000mともにベストを更新すると、初のハーフとなる上尾で1:04:33とアピールしてメンバー入りを果たしています。「騎士」と書いて「ナイト」と読むマンガの世界から現れたかのような名と男前な顔をぜひ覚えてほしいと思います。

棟方一楽①(弘前実業高)

棟方一楽


①5000m 14:15.10     10000m 28:43.69    ハーフ 1:03:44

入学時の5000m持ちタイムはルーキー内で9番手(14:45.64)からの快進撃でした。網走で打ち出した10000m29:09.58というタイムは高校時代の5000mベストを2倍したものより速いタイムでした。箱根駅伝予選会では初ハーフにも関わらず素晴らしい走りでチームに貢献すると、日体大で28分台をマークし文句なしのエントリー入りを果たしました。復路での起用が見込まれますが、単独走に対応できるかがポイントになりそうです。

というわけで誰かの参考になれば嬉しい備忘録ですはい。
終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?