一択

ふとした時に自分こんなこと考えてたなって思い出せると楽しい

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最近の記事

ふざけていたけど実は本当に修論を捧げたい人がいる話

「修論の謝辞で夫への感謝を綴るには今年中に結婚しなきゃ!」 なんて台詞で、これまで何回ふざけたか分からない。大学院の同期が学生結婚をしたこともあり、独身組の中で幾度となく繰り返されたジョーク。誰かがこの話題を出す度に、けらけら笑う輪の中で私は一人の友人のこと、そして大学院への進学を決めた季節を思い出す。 彼が病でこの世を去った4回生の春。あれからもう3年が経とうとしている。 2019年の4月28日。国家公務員の一次試験を終え、スマホの電源を入れた。LINEのメッセージが表示

    • 一を聞いて十を知りたい

      一を聞いて十を知る って言葉ありますよね。 私はここ数年、いや多分割とずっとこれを目指しています。 私の周りの人はご存知かと思いますが、私はあんまり飲み込みの良いタイプじゃありません。 一つのことを出来るようになるのに大抵の人がかける時間よりももう少し頑張らないとそこに辿り着けない、てことが結構多い気がします。 さすがに今は引け目に感じることはあんまりなくて、人よりたくさん準備に時間をかけよう〜て思って日々生きてますがそれでも要領の良い人への憧れは募るばかりです。 どう

      • 法改正への反対運動に思うこと

        はじめに最近、Twitterでちょいちょいハッシュタグ付きの法改正等への反対運動を見かけます。大きな話題になったものだと国家公務員法(あの検察人事のやつ)や、今だと出版物に対する価格表示についてのあれこれ。実際に私がフォローしている人の中でも反対ツイートに反応してる人がいたりして、この人はこういうものに関心があるのか!と思ったりしています。そんな中で、少しもやもやしていることがあります。 もやもやの正体...それは、立法目的に関する記述です。バズっているツイートをいくつか読

        • 一周まわって、綺麗事

          これまでも何回か思い出すタイミングがあったけれど、その時はまだ振り返ることがしんどくて考えるのを辞めていた。今ようやく、こうやって思い出しても無でいられるから書き留めておきたい。 0.基準が曖昧である難しさそもそも論になるが、なぜこんなにことが難しくなるかってA級になれる人はその日1番強かった人でもないし実力が圧倒的な人でもないからだ。システムの批判ではない。大会の日にランダムに当たった7人、6人に勝った人がなれるのだ。そりゃあ普通に考えて勝率8割くらいの人が順当に勝ち

        ふざけていたけど実は本当に修論を捧げたい人がいる話

          ありえない平等のはなし

          私はこれまでの人生を無難に努力して無難に(大きな劣等感を感じることなく)過ごしてきました。思い返してみると私みたいな特別要領が良いわけではない子どもがそれなりにやってこれたのは、生まれた社会・親が与えてくれた機会や道筋のお陰によるものが多分非常に大きい。そしておそらく余程の天才でない限り大体の人がそうなんじゃないかと思います。 安全な社会で生まれたけどその社会の平均値とはかけ離れた強烈な経験によって這い上がる意志を持った人とかは別です。 去年か一昨年の東大の上野千鶴子さんの

          ありえない平等のはなし

          聴くと観る

          2020年が始まって少し、今年はどんな年にしようかなあと考えている過程で思ったこと。 音楽、かるた、フィギュアスケートを観る、私の趣味は大体この3つかなあと思います。 音楽が好き、というのはよく言ってますがこれは聴くことに限らず自分で弾くのも大好きです。3歳の頃に親の影響ではじめたバイオリンは弾く機会は減ったけれど京都に持ってきて時々磨いてます。 高校ではじめたかるたは何だかんだ大学でもしっかり続けました。大学のオーケストラと兼部して1年の前期が終わった時点でかるたにしぼ

          聴くと観る

          Twitterのはなし

          ブームは去ってしまったのかもしれないけれど、少し経った後に自分がこんなことを考えていたんだなっていうことを文字として残すのは楽しいのかもなと思ったので始めてみました。紙に書けよっていう声はまあ、あるとは思うけど紙媒体の管理が恐ろしく苦手でどっかいくことは目に見えています。 まず何から書こうかなと思ったのですが、はじめはTwitterのはなし。 ご存知の通り私はTwitterのヘビーユーザーです。高校1年でアカウントを作り、大学受験前に友人の大半がログアウトしていく中元気に

          Twitterのはなし