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雑誌休刊ラッシュの影で咲く花の話。

ここ最近、当たり前のように雑誌不況といわれ、休刊ラッシュのニュースが届いてくる。

こういったニュースをよくよく調べていくとわかるのが、じつは中高生の雑誌メディアから徐々に死んでいっているってこと。

今、中高生の雑誌で生き残っているのって、レディースだと『Seventeen』『Popteen』、メンズだと『Fineboys』くらいのもんだ。

僕が出版社を退職した2011年に、いずれこういった未来が来るとは言われていたものの、本当にこんな時代がくるなんて当時の自分からしたら驚き。

まあ、とにもかくにも出版不況だなんだ言われてて、一番その波をまともに最初に受けたのが若年層ターゲットの雑誌媒体だったっていうわけだ。

現在、若年層ターゲットにPRする案件がほぼない状態で、企業もどこに話しをふっていいかわからないから、大手代理店にとりあえず予算だけ投げてる。そして大手代理店もどうしていいかわからないから、とりあえず別の代理店から案をもらう。その案もどうしたらいいかわからないから、流行りのインスタグラマー(といってもそんなに影響力がある人たちでは実際なかったりする)たちにお金を支払って宣伝してもらう。

そんなどこにも『想い』のない、ルーティンワークとしてのPRになっているのが現状じゃないかなと思う。

逆に考えると、今こそ若年層ターゲットのメディア(雑誌とかそういう旧来のものではない)を作り出せば、世の中変わるんじゃないかなって思ってます。

2018年はそういったところを頑張りたい。

PS 毎日体重を量ったり、万歩計をつけることで体調というより頭がクリアになってきてる。続ける。

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