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教員採用試験対策 小論文「いじめや不登校を防ぐための学級作り」

   いじめの定義については、「児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」とされる。不登校の定義については、「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくてもできない状況にある者、ただし病気や経済的理由による者を除く」とされる。 

   いじめや不登校がない、仲良く協力し合う学級を作っていくために、学級担任としてどのような取り組みをするべきか。私は次のような取り組みを実践したい。第一に、生徒のコミュニケーション能力を高めるような学びを行うことである。具体的には、総合的な学習の時間などを活用してソーシャルスキルトレーニングを実践し、コミュニケーションの取り方自体を学ぶような取り組みを行いたい。第二に、クラスで目標を掲げ、目標達成のためにクラス全体で取り組む雰囲気を作ることである。とりわけ体育祭や文化祭など学校行事を中心に目標に向かってクラス全体で努力するという体験を生徒には経験してもらいたい。第三に、クラス内の人間関係で悩んでいる生徒がいた場合には個別に対応して、悩みをきき共感的に接して生徒とともに考えることで、生徒の人間的な成長を促すことである。以上のような取り組みを通じて、仲良く協力し合う学級作りを行いたい。


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