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忘れた楽しさを取り戻すために

僕は以前、noteにも書いたように自分から進んで物事を計画や企画するリーダータイプではない。誰かの後をついていき、補助や手助けをするタイプだ。よく言えば、アシスト王、悪く言えば、金魚の糞である。

プライベートでもこれはあまり変わらない。自分から計画することは少なく、誰かから遊びを誘われるまでずっと待っている。そのため、呼ばれた会では次も呼ばれるように爪痕を残そうと必死に盛り上げるようにしている。それによってみんなにハマり、定期的に呼ばれる会のことを僕はレギュラーと呼んでいる。プライベートで芸人さんみたいな生き方をしている気がする。僕は何者でもないのに。

最近、こんなことばかりしてるせいか、楽しいっていう感情がどういうものなのかわからなくなっている。リーダーや高い権力を持つ人が笑っているか楽しんでいるかなどを気にしすぎて自分自身が楽しむことを忘れている。悪く言えば、めちゃくちゃ気を遣いながら、媚びを売っているのだ。そりゃあ、楽しめるわけがない。

今思えば、小学生以下の時は純粋に楽しむことが出来ていたと感じる。気に入らないことがあれば怒り、好きなものを好きだと言える心を持っていた。しかし、自我が芽生え、気遣いを知り、この世における自分の立ち位置を理解した瞬間、全てが崩れ落ちて変わってしまった。

正直もうこれを変えることはできないと思う。これが自分の置かれた立場だし、自分の性格を鑑みてもこれが限界である。でも、次なるステップとして、忘れた楽しさを取り戻せることができる友達やグループを見つけたいと思っている。気を遣わず、何でも話せる友人、これを見つければ少しずつ、自分の考え方というものが変わる気がする。

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