上野裕和六段指導対局:六枚落ちを受けてきました。
上野裕和先生が、noteに六枚落ち定跡を書いてくださってます。
六枚落ちにそんなに真剣な方をほかに知りません。
アマチュア有段者には、六枚落ちくらい、プロ棋士相手でも勝てるでしょともいわれてますし、頑張って勝てても、それは、プロ棋士が緩めてくれてるんでしょとも言われてます。
確かに六枚も落としてもらってるんですが、プロ棋士なので、あの手この手と繰り出してこられます。
よくなってからも、終盤力が違いすぎるので、逆転なんで、よくあります。
そういう諸々も聞いていただいて、六枚落ちで、教えていただきました。
六枚落ちは、西川先生戦法その2で進みました。通い慣れた道です。
飛車をいじめられる展開になりましたが、飛車金交換を挑んで、馬作れるから、いいと思い込むことにしました。
馬でせまっていって、上手の駒を守りに使ってもらえたら、その駒で攻められることがないので、ちょっと気持ちが楽でした。
感想戦で教えてもらったのですが、途中1手詰のところを、わざわざ5手詰にしていましたが、先生が優しくて、
「詰めばいいのです。」
と、言っていただきました。
西川先生戦法その1も、見ていただいて、コメントいただきました。
途中、こうされたら、どうしますか?と、質問があったのですが、
それは、冨田先生に教えていただいた時に、
「銀が出られて困っていました。」
と、私が言うと、冨田先生は、
「そんな手はありません。」
と、言われて、ない理由がわからないまま、
奨励会の方に、銀を出られてみると、困ってしまって、同銀と取ったら、敗着になりました。
銀を取らないのが正解ですと、奨励会の方に教えてもらいました。
という、いきさつを聞いていただいて、
「その銀取らない人にはじめて会いました。」
とのことでした。
なんで取ったらだめなのか、わかるのに、ものすごい時間かかってますからねえ。
上野裕和先生は、お優しい先生でした。
定跡作ろうなんて、優しいだけでもダメで、将棋に深くないとできなさそうですが、優しいからこそ、できるんだろうなあと思います。
私は私で、自分なりの駒落ち定跡作れるよう、続けてみます。
今日は、ありがとうございます。
また、お会いできる機会があるといいなあと思います。