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イルミナイト万博~2023 WINTER~

光のイリュージョン

12月にはいって、万博記念公園の自然文化園で、太陽の塔を光のイリュージョンで彩る「イルミナイト万博」が始まった。毎年さまざまな趣向が凝らされるが、今年のイルミナイトも見応えがあった。

中央ゲートを潜ると、広場の向こうに色鮮やかな光をまとう太陽の塔がそびえ立っている。「黄金の顔」と胴体中央部の「太陽の顔」と対面する。

光の矢が空に放たれる。

横の道を通って、下から見上げる。大きい。

背後に回ると、もう一つの顔「黒い太陽」がある。

こちら側では、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」が行われていた。
QRコードを取得して、10字以内の英文字を入れると、太陽の塔に名前が投影される。「MEISAYA」(美・爽)。

足元にも鮮やかな光の花が咲く。

ぐるっと一周する。

太陽の塔の高さは70m。胴体中央部の顔の直径は12mもある。
太陽の塔は、1970年の万博終了後に取り壊される予定であったが、撤去反対の署名運動が起こり、1975年に永久保存が決定された。
近隣に暮らす者にとって、いや大阪人にとって、よくぞ残してくれたと思う。


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